教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 講師 | 所属 | 世界教養学部 世界教養学科 |
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ふりがな | ひらやまあきひろ | 生年 | 1977年 |
学歴 | 2009年9月 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程地域文化専攻単位取得後退学 2005年4月 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程地域文化専攻入学 2005年3月 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程アジア第二専攻修了 2000年4月 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程アジア第二専攻入学 2000年3月 東京外国語大学外国語学部東南アジア課程ベトナム語専攻卒業 |
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学位 | 修士(学術) | ||
研究分野 | 政治学,ベトナム・東南アジア地域研究 | ||
研究テーマ | 開発教育、ベトナム政治史、東南アジア冷戦史 |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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『記憶の地層を掘る:アジアの植民地支配と戦争の語り方』 | 共 | 2010年10月 | 御茶の水書房 | 編 者:今井昭夫,岩崎稔 執筆箇所:「戦争を再記憶化する作法:ある戦中作家の戦後の軌跡」(83~111ページ) |
【翻訳】 マリタ・スターケン著『アメリカという記憶:ベトナム戦争、エイズ、記念碑的表象』 |
共 | 2004年11月 | 未來社 | 共 訳 者:岩崎稔,杉山茂,千田有紀,高橋明史 翻訳箇所:第1章「カメラ・イメージ、国民としての意味」(43~83ページ)、第6章「死者との対話:証言としてのエイズ・メモリアル・キルト」(303~370ページ) |
『文化の実践、文化の研究:増殖するカルチュラル・スタディーズ』 | 共 | 2004年5月 | せりか書房 | 編 者:伊藤守 執筆箇所:第13章「第三世界表象論:ベトナム戦争とメディア」(184~194ページ) |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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【コラム】 「ベトナム戦争期の『反修正主義』とソ連」 |
単 | 2017年10月 | 宇山智彦責任編集『ロシア革命とソ連の世紀5 越境する革命と民族』岩波書店 | 掲載ページ:204~205ページ |
【書評】 「高瀬淳一著『サミットがわかれば世界が読める』」 |
単 | 2016年3月 | 『Artes Mundi』創刊号 | 掲載ページ:122ページ |
【書評・評論】 「東南アジア近現代史教育についての考察と文献紹介」 |
単 | 2016年3月 | 『Artes Mundi』創刊号 | 掲載ページ:68~72ページ |
[Book Review] Martin Gainsborourg (ed.), On The Borders of State Power: Frontiers in the Greater Mekong Sub-Region, London and New York: Routledge, 2009. |
単 | June 2015 | Journal of Borderlands Studies, vol. 30, issue 2 | pp. 283-284 |
「ベトナムにおける公式的(オフィシャル)な戦争の記憶:記念碑と戦争展示をめぐる考察」 | 単 | 2014年3月 | 『地域研究』14巻2号 | 掲載ページ:59~74ページ |
「第1次インドシナ戦争期の北ベトナムにおける農業税の導入:国家財政保証、戦時食糧調達、農村統治をめぐるポリティクス」 | 単 | 2011年3月 | 『クァドランテ』12・13号 | 掲載ページ:53~66ページ |
【書評】 「松田良孝著『台湾疎開:「琉球難民」の1年11カ月』」 |
単 | 2010年10月 | 『境界研究』1号 | 掲載ページ:175~180ページ |
【書評論文】 「第二次大戦後ベトナムにおける社会主義国家建設と知識人」[Ninh, K. N. B, A World Transformed: The Politics of Culture in Revolutionary Vietnam, 1945-1965, University of Michigan Press, 2002への書評論文] |
単 | 2004年3月 | 『クァドランテ』6号 | 掲載ページ:417~440ページ |
「戦場のリアリティ? バオ・ニン『戦争の悲しみ』をめぐって」 | 単 | 2001年9月 | 『未來』420号 | 掲載ページ:9~15ページ |
学会発表等
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行学会等の名称 | 備考 |
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"Beyond Standards: Excellence through Equity in the Sciences" | 単 | 2021年4月 | International Multidisciplinary Research Conference on Education, Sciences and Arts 2021 | 開催地:オンライン(タイ) |
「ベトナムにおける冷戦と戦争の記憶」 | 単 | 2015年11月 | 龍谷大学国際文化学研究科FD研究会「冷戦の記憶――オフィシャルな記憶の表象と対抗的記憶」 | 開催地:龍谷大学 |
「現代ベトナムにおける『イコノクラスム』の不在と『イコン』の意味」 | 単 | 2014年3月 | 科研費・基盤研究A「近現代世界の自画像形成に作用する〈集合的記憶〉の学際的研究」研究ワークショップ「集合的記憶とイコノクラスム:イメージの生成と破壊をめぐって」 | 開催地:東京外国語大学 |
「冷戦の深化と『国境の顕現』:与那国・東アジア・東南アジア」 | 単 | 2013年11月 | 北海道大学総合博物館土曜市民セミナー | |
「ベトナムの市場経済化における森林管理制度」 | 単 | 2013年9月 | 北海道大学スラブ研究センター・京都大学地域研究統合情報センター合同ワークショップ「地域情報学と境界研究が出会うとき:国境問題・宗教・環境」 | 開催地:京都大学 |
“Conflicting National Interests without Shared Framework for Boundary Making and Cooperative Management in the South China Sea” | 単 | 2013年4月 | Association for Borderlands Studies, 55th Annual Conference | 開催地:Grand Hyatt, Denver, USA |
「ベトナムにおける顕彰記念の空間的形象:戦没者墓地、戦跡、博物館、記念碑」 | 共 | 2012年7月 | 近現代戦の表象比較研究会「戦争のメモリースケープ」 | 開催地:北海道大学 ※ 今井昭夫との共同発表 |
“The Spatial Integration of National Territory during the First Indochina War in Northern Vietnam” | 単 | 2012年6月 | Southeast Asia Update, 4th Conference | 開催地:Radboud University, Nijmegen, the Netherlands |
“The Governance of Borderlands in the process of Nation-State Building during the War of Independence in Northern Vietnam” | 単 | 2012年4月 | Association for Borderlands Studies, 54th Annual Conference | 開催地:Hyatt Regency, Houston, USA |
“Japan’s Approach to Sovereignty and Resources in the South China Sea” | 単 | 2011年11月 | Roundtable Discussion, “Cross-Border Cooperation in Asia: Focus on Resources and Trade” | 開催地:Brookings Institution, Washington, D. C., USA |
“The Governance of Mountainous Borderlands in Northern Vietnam during the First Indochina War” | 単 | 2011年9月 | Border Regions in Transition, XIth Conference | 開催地:Université Joseph Fourier, France |
「ベトナムにおける『戦争文学』というメディア」 | 単 | 2011年6月 | 世界文学研究会 | 開催地:北海道大学 |
「経済移行下のベトナムにおける経済戦略と自然資源利用」 | 単 | 2010年6月 | 国際開発学会第11回春季大会 | 開催地:北海道大学 |
「第一次インドシナ戦争期の北ベトナムにおける農業税の導入:冷戦下の政治史の一断面」 | 単 | 2010年5月 | アジア政経学会2010年度東アジア大会 | 開催地:北海道大学 |
「ベトナム戦争と短編小説:グエン・ミン・チャウ『月のかけら、森の果て』における寓話的現実」 | 単 | 2003年6月 | カルチュラル・タイフーン2003 | 開催地:早稲田大学 |
社会的活動等
活動事項 | 期間(年月) | 活動機関名 |
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「みんなにとって、「健康」って何?」(長久手高校医療看護コース学生対象イベント)実施 | 2024年2月29日 | 長久手高校 |
日進市提携型大学連携協働事業「SDGsはもう常識! じゃあSDHって?――楽しく学ぶ健康」実施 | 実施日:2024年2月18日 準備期間:2023年9月~2024年2月 |
日進市、アジア保健研修所(AHI)、グローバル共生社会研究所(RINGS)との共催 |
第4回RINGSイブニングセミナー「世界の子どもたち~UNICEFの活動と仕事~」開催 講師:ロベルト・ベネスさん(国連児童基金(UNICEF)東京事務所代表) コメント:林かぐみさん(アジア保健研究所(AHI)事務局長) (セミナーの模様が、2023年7月14日(土)の中日新聞なごや東版で取り上げられた) |
2023年7月12日 | 主催:グローバル共生社会研究所(RINGS) 後援:日進市 |
「多文化共生プロジェクト」 | 2023年4月~ | 名古屋ろう国際センター等 |
2022年度多文化共生パートナー育成講座「with DIVERSITY ~知る、つながる、共に暮らす~」第3回講評者 | 2023年3月19日 | 名古屋NGOセンター、東海市民社会ネットワーク、JICA中部の共催 |
「多文化共生パートナー育成講座」コアグループ(運営・実行委員会)メンバー | 2022年4月~ | 名古屋NGOセンター、東海市民社会ネットワーク、JICA中部の共催 |
日進市提携型大学連携協働事業「元気あってのSDGs! すごろくで学ぶ「健康」」実施 | 実施日:2023年1月28日 準備期間:2022年9月~2023年1月 |
日進市、アジア保健研修所(AHI)、グローバル共生社会研究所(RINGS)との共催 |
「目指せSDGs博士! 巨大スゴロククイズに挑戦!」 | 2022年9月24日、25日 | イオンモール Nagoya Noritake Garden、グローバル共生社会研究所(RINGS)の共催 |
刈谷市民ボランティア活動センター主催イベント「君ならどうする?!すごろくで学ぶSDGs」実施 (イベント実施の模様が、2022年3月31日(木)の朝日新聞朝刊で取り上げられた) |
実施日:2022年3月29日 準備期間:2022年1月~3月 |
刈谷市民ボランティアセンター、アジア保健研究所(AHI) |
日進市提携型大学連携協働事業「君ならどうする?!すごろくで学ぶSDGs」実施 (イベント実施の模様が、2022年2月6日(日)の中日新聞なごや東版で取り上げられた) |
実施日:2022年2月5日 準備期間:2021年9月~2022年2月 |
日進市、アジア保健研修所(AHI)、グローバル共生社会研究所(RINGS)との共催 |
豊田市国際交流協会主催イベント「君ならどうする?! すごろくでSDGsを学ぶ」実施 | 実施日:2021年8月21日 準備期間:2021年5月~8月 |
豊田市国際交流協会、アジア保健研究所(AHI) |
「アジア保健研修所(AHI)と学ぶ会」(2024年4月から「DAISY's」に改称) | 2021年4月~ | アジア保健研修所(AHI) |
所属学会名称
所属学会名称 |
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アジア政経学会 |
日本アーカイブズ学会 |
国際開発研究者協会 |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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2024年6月~ | NPO法人愛知県ベトナム人協会理事 | |
2014年4月~2015年3月 | 一般社団法人北海道大学出版会正規職員 | |
2012年9月~2014年3月 | 北海学園大学法学部非常勤講師 | 担当科目:「東南アジア近現代史」 |
2009年10月~2014年3月 | 北海道大学スラブ研究センターGCOE「境界研究の拠点形成」学術研究員 |
名称 | 題名 | 機関名(採択時) | 年度 | 備考 |
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基盤研究B | 「社会主義文化における戦争のメモリー・スケープ研究―旧ソ連・中国・ベトナム」 | 北海道大学スラブ研究センター | 2013年~2017年 | 研究分担者 (研究代表者:越野剛) |
若手研究B | 「第1次インドシナ戦争期の北ベトナムでの総動員体制の構築と冷戦の影響をめぐる研究」 | 北海道大学スラブ研究センター | 2011年~2014年 | 研究代表者 |
主な担当科目名 対象学部・学科
担当科目名 | 対象学部・学科 |
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世界教養プログラム導入科目「世界理解の方法」(1期;「地域研究」2回担当) | 世界教養学部 |
世界教養ブリッジ科目世界教養基盤「世界の政治と経済」(2期;コーディネーター;全15回中10回担当) | 世界教養学部 |
世界教養ブリッジ科目国際日本基盤「日本の政治と経済」(2期;コーディネーター;全15回中10回担当) | 世界教養学部 |
世界教養学部アカデミックスキルズプログラム「Creative Presentation」(1期) | 世界教養学部 |
世界教養学科二年次専攻言語プログラム「English Grammar & LA Reading A-3、4」(1期、2期) | 世界教養学部世界教養学科 |
世界教養学科コース科目「東アジアと世界」(1期) | 世界教養学部世界教養学科 |
世界教養学科コース科目「グローバル共生」(2期) | 世界教養学部世界教養学科 |
世界教養学科三年次ゼミ「世界教養ゼミナールI、II」(1期、2期) | 世界教養学部世界教養学科 |
世界教養学科四年次ゼミ「世界教養ゼミナールIII、IV」(1期、2期) | 世界教養学部世界教養学科 |
世界教養プログラム応用科目「東南アジア・オセアニア文化A」(1期) | 全学部 |
世界教養プログラム応用科目「開発経済」(1期) | 全学部 |
複言語プログラム「複言語特殊講義:ベトナム語」(2期集中講義) | 全学部 |
複言語プログラム「複言語特殊講義:世界の言語A」(1期;「ベトナム語」2回担当) | 全学部 |
授業の改善と工夫
改善と工夫内容 |
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2023年度世界教養学部アカデミックスキルズプログラム授業科目「Creative Presentation」(1期) の一環として、名古屋市昭和区杁中のクレイン英学校にてクイズイベント「なんで? どうして? 世界のくらし」を実施 (2023年8月20日)。 |
2022年度世界教養学部アカデミックスキルズプログラム授業科目「Creative Presentation」(1期) の一環として、長久手市、日進市にて英語絵本読み聞かせイベント「みんなちがって楽しい! 英語絵本読み聞かせ&世界各地を知る展示」を実施 (長久手市:2022年6月19日、日進市:2022年8月28日、日進市イベントは日進市市民協働課が共催)。日進市でのイベント実施は、2022年8月29日(月)中日新聞なごや東版朝刊で取り上げられた。 |