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現代国際学特殊講義A 2023年度1期



現代社会の各分野で活躍中の方を講師に迎え、国際教養を身につけ、国際的な活動をしていくためには何が必要かを、各業界の紹介、豊富な経験を交えながらお話していただく、オムニバス形式の授業(選択科目2単位)です。
皆さんの積極的な受講を期待します。

「現代国際学特殊講義A-1」の受講者の募集について
講時
金曜日4講時(15:00~16:30)
場所
オンライン(Zoom)で開催

第1回 4月14日

履修に関するガイダンス・オリエンテーション

第2回 4月21日  オンライン授業

「しぶとく世界を読み解く」

森 千春(もり ちはる)先生
読売新聞東京本社 編集委員室記者

1958年、石川県金沢市生まれ。東京大学教養学部ドイツ科卒。1982年、読売新聞入社。1989―1993年、ベルリン特派員として、「ベルリンの壁」崩壊と東西ドイツ統一を取材する。1997―2001年、ソウル特派員。2005―2009年、欧州総局長。論説委員を経て、現在は編集委員室勤務。著書に、『ビジネスパーソンのための世界情勢を読み解く10の視点― ベルリンの壁からメキシコの壁へ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2017年)など。

第3回 4月28日  オンライン授業

「文豪たちは人生の困難をどうプラスに変えたのか? ―ダメ人間が世界を変える―」

真山 知幸(まやま ともゆき)先生
著述家

1979年、兵庫県生まれ。2002年、同志社大学法学部卒業。上京後、業界誌出版社の編集長を経て、2020年より独立。偉人や名言をテーマに執筆活動を行う。『ざんねんな偉人伝』『ざんねんな歴史人物』は計20万部を突破しベストセラーとなった。『偉人メシ伝』『あの偉人は、人生の壁をどう乗り越えてきたのか』など50冊以上の著作を持つ。最新刊は『文豪が愛した文豪』。講師活動やメディア出演も行っている。

第4回 5月12日  対面授業

「5㎜の粒から考えるSDGs」

倉田 浩伸(くらた ひろのぶ) 先生
KURATA PEPPER Co.Ltd.代表

1969年10月24日三重県津市出身。1994年9月亜細亜大学経済学部経済学科卒業。映画『キリングフィールド』でカンボジアに魅了され、亜細亜大学在学中の1992年にNGOのボランティアとしてカンボジアに渡る。内戦が終結したばかりのカンボジアでの生活が、“生きる”ということを学ばせてくれる場所となり、カンボジアの産業復興を目指し1994年に調査事務所設立。2005年胡椒専門店「クラタペッパー」設立。ヨーロッパで「世界最高品質」と評価される胡椒を通じて、産業の育成をはじめカンボジアの発展に力を注いでいる。


第5回 5月19日  対面授業

「冤罪をほどく~それぞれの事件の陰で動く人間模様~」

秦 融(はた とおる)先生
ジャーナリスト・元中日新聞編集委員

1961年、愛知県大府市出身。84年、筑波大学卒業後、中日新聞入社。社会部デスク、カイロ支局長、編集委員などを経て、2021年12月退社。2009年、連載「農は国の本なり」で農業ジャーナリスト賞。03年に滋賀県内の病院で起きた患者死亡を巡る呼吸器事件を担当紙面で調査報道し、無実の罪で服役した元看護助手西山美香さんの再審無罪確定に至るまでを長期連載。「西山美香さんの手紙」で19年早稲田ジャーナリズム大賞、20年日本医学ジャーナリスト協会賞大賞。22年、著書『冤罪をほどく “供述弱者”とは誰か』(風媒社)で第44回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」受賞。

第6回 5月26日  対面授業

「『ゲイが親になる』 北欧スウェーデンと選択ができる社会」

みっつん (ふたりぱぱ)先生
動画クリエイター, ブロガー, 翻訳家

1980年、名古屋市生まれ。スウェーデン・ルレオ在住。2008年に東京でスウェーデン人の現在の夫と出会い、’11年にスウェーデンの法律の下、結婚。同年、東京からロンドンへ移住。2016年サロガシー(代理母出産)により男児を授かったのを機に、夫の出身地であるルレオに移住。2015年開設したブログ「ふたりぱぱ」が話題になり2019年に書籍化。2020年春から本格的に始めたYouTubeチャンネル「ふたりぱぱ」も大きな反響を呼び、チャンネル登録者数は2022年2月現在約17万人。LGBTQや育児というテーマを軸に、スウェーデンの文化と共に発信を続ける。21年12月には初の翻訳本『RESPECT 男の子が知っておきたいセックスのすべて』を刊行。

第7回 6月2日  対面授業

「近現代の作家と芸術~絵画に造詣が深かった夏目漱石ら作家と芸術のあはいをひもとく~」

太田 治子(おおた はるこ)先生
作家

1947年、神奈川県出身。父は昭和の文豪太宰治、母は太宰の代表作『斜陽』の主人公のモデルとなった太田静子。明治学院大学卒業。1976~79年、NHKテレビの「日曜美術館」司会アシスタントとして活躍。86年、母との暮らしをつづった『心映えの記』(中央公論社)で第1回坪田譲治文学賞を受賞し、本格的に執筆活動。美術に造詣が深く、主な著書に『絵の中の人生』『青い絵葉書』(新潮社)、『恋する手』(講談社)、『夢さめみれば 日本近代洋画の父・浅井忠』(朝日新聞出版)、『石の花 林芙美子の真実』(筑摩書房)、『明るい方へ』(朝日新聞出版)、『星はらはらと 二葉亭四迷の明治』(中日新聞社)など多数。現在、栄中日文化センターで芸術関係の講座を担当。

第8回 6月9日  オンライン授業

「世界を見る眼―17億のイスラム教徒とどう付きあうか」

内藤 正典(ないとう まさのり)先生
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授、一橋大学名誉教授

1979年東京大学教養学部教養学科卒業、東京大学、一橋大学を経て2010年から現職。UNESCO人文・社会科学セクター学術諮問委員、アバディーン大学、フランス社会科学高等研究院客員教授などを務めた。専門は現代のイスラム地域研究、移民研究。著書に『となりのイスラム』ミシマ社、『限界の現代史』集英社新書、『外国人労働者・移民・難民って誰のこと?』(集英社)など。

第9回 6月16日  オンデマンド動画配信

「ネット動画から現代アジアの変化を学ぼう」

小川 忠(おがわ ただし)先生
跡見学園女子大学文学部教授、早稲田大学アジア研究所招聘研究員

1959年生まれ。2012年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了、学術博士。1982年から35年間、国際交流基金に勤務し、日本と諸外国間の文化交流を担当、この間ジャカルタ日本文化センター所長、ニューデリー事務所長、日米センター事務局長を歴任。2017年から現職。主要著書に、『逆襲する宗教:パンデミックと原理主義』(講談社メチェ選書、2023年)、『自分探しするアジアの国々』(明石書店、2021年)ほか。

第10回 6月23日  対面授業

「いけばなから日本を考える」

池坊 専好(いけのぼう せんこう)先生
華道家元池坊 次期家元

池坊は小野妹子を道祖として仰ぎ、室町時代後期にその理念が確立する。いけばな発祥の地とされる京都・紫雲山頂法寺(六角堂)では、住職が代々の家元を継承し、池坊専好は副住職を務める。「いのちをいかす」という池坊いけばなの精神に基づく多彩な活動を展開。2013年にはハーバード大学においてワークショップを、またニューヨーク国連本部において世界平和を祈念し献花を行なう。アイスランド共和国名誉領事。

第11回 6月30日  対面授業

「土との対話から~伝統工芸の今、これからを考える~」

道川 省三(みちかわ しょうぞう)先生
陶芸家

1953年、北海道出身。75年、青山学院大学卒業後、陶芸の魅力に接し愛知県瀬戸市に移住。本格的に陶芸の道に進んだ。40数年にわたる土との対話の中でろくろの遠心力と垂直、水平のどちらの方向にもねじれる独特の造形を追求。伝統的な瀬戸焼とは違った陶芸の世界を深めている。この間、国内をはじめ英国、米国、フランス、イタリア、ドイツなど世界で展覧会やワークショップを開催。2005年に「CERAMICAM OSAICO」(ラベンナ)グランプリを受賞し、18年のInternational Claft Fair(ミュンヘン)で金賞受賞。10年ほど前から静岡県島田市笠間で陶芸の国際フェスティバルの開催に尽力している。

第12回 7月7日  オンライン授業

「小型捕鯨の世界;彼らは何をしているのか」

森田 勝昭(もりた かつあき)先生
元甲南女子大学学長 歴史人類学者 捕鯨史研究者

1951年生まれ。京都大学大学院修士課程修了後、名古屋大学を経て、甲南女子大学の学長。2022年度退任。専門は人類学。クジラと暮らす人々の社会を研究。著書に『鯨と捕鯨の文化史』(1994)他。Encyclopedia of Maritime History (Oxford University Press、2007)など英語圏での出版もある。昨年11月末、被災地石巻の小型捕鯨の町鮎川での、5年のフィールドワークをまとめた著作『クジラ捕りが津波に遭ったとき=生業の人類学』(名古屋大学出版会)を出版。

第13回 7月14日  対面授業

「映画は人生の道草」

丸山 昇一(まるやま しょういち)先生
脚本家

1948年、宮崎県生まれ。日本大学芸術学部映画学科で脚本を専攻。会社員、フリーのコマーシャルライター等を経て、1979年にTV「探偵物語」と映画「処刑遊戯」で脚本家デビュー。2020年公開の映画「一度も撃ってません」まで、38本の映画、50本以上のテレビドラマ、小説を執筆。日本映画大学で脚本講座を担当している。

第14回 7月21日  オンライン授業

「障害者の自立と社会参加を支える介助犬〜日本介助犬協会の活動〜」

高柳 友子(たかやなぎ ともこ)先生
社会福祉法人日本介助犬協会専務理事 医学博士

1997年、介助犬の社会における理解と普及を目指した活動と、介助犬とともに暮らす障害者の社会参加・社会復帰を推進することを目的に非営利団体、日本介助犬アカデミーを設立。医師の立場から補助犬法の啓発活動および介助犬の普及・啓発活動を行っている。2005年には補助犬分野の発展と社会啓発、学術的発展を目的に日本身体障害者補助犬学会を設立、理事となる。2014年には身体障害者補助犬法の成立への貢献及び介助犬の普及活動を通じて障がい者支援への尽力を認められ、東京弁護士会人権賞を受賞。2001年より厚生労働省介助犬訓練基準検討会委員。2002年より厚生労働省介助犬認定基準検討会委員。

第15回 7月28日  学期末レポート ※本学学生のみ