開催報告
2026年3月14日の土曜日、名古屋外国語大学名駅キャンパスの多目的ラボで、WlacTALKの第5回イベント「世界の<人文知・文化思想>に触れる 高校生のためのリベラルアーツ 旅と世界」が開催された。近隣の10の高校から、1名の教員を含む合計17名の参加者を得て、本学の留学生と学部生のアシスタントとともに、リベラルアーツの学びを3部形式で体験していただいた。
10時40分の開会のことばのあと、平山陽洋先生のレクチャー「異文化をまなざす--マンガ『ふしぎの国のバード』から」が行われた。明治初期に日本を訪れた英国人女性イザベラ・バードの「旅」に焦点をあて、彼女が異文化をどのようにつぶさに記録したかということなど、大変興味深い内容が披露された。続いてハンフリー恵子先生によるワークショップでは、ジュール・ベルヌの「80日間世界一周」をテーマに、高校生と留学生と在学生が協力しあうアクティビティが行われた。技術革新を背景に、旅の歴史的変容をふまえ、当時の世界旅行を擬似体験する内容で、各グループが白地図への書き込みやイラストの作成を一緒に行い、最後に互いの成果を確認しあった。ファシリテーターのムーディ先生と城月先生のアシストにより、和やかな雰囲気で意見交換が行われた。
昼食は、城月先生のコーディネートのもと、多目的ラボの向いにある図書ラウンジ「WLALi」にて、「80日間世界一周」のイメージをもとに準備されたビュッフェスタイルのランチを楽しんだ。観光と教育を結びつけた仕事をされている企業のかたの協力を得て、今回のイベントのために特別に選ばれた、欧米やアジア各国の料理に舌鼓を打ち、一同、味覚の旅を体験した。
午後のレクチャーでは、根無先生より「連続・知・生--私が徒歩と野宿で日本縦断した理由について」というタイトルのもと、自らの列島縦断体験についてお話があり、哲学的な見地から旅を考察するという手続きで、リベラルアーツ学びのありようを高校生に披露していただいた。その後のブレイクタイムでは、「きき紅茶」のイベントを試みた。英国の印象が強いが、実は中国が起源である「紅茶」の種類を見極めるという挑戦を通して、会話がはずむ休憩時間になった。
プログラムの最後に、WLACセンター長の亀山先生による講演が行われた。「旅の試練、旅の恩寵--ウリヤノフスク時間から何を学んだか」というタイトルのもと、ご自身の過酷な旅の経験をもとに、現代の社会不安とも話題を絡めながら、旅という現象を象徴的な次元から眺めうる意義深いお話を伺った。その締めくくりは深刻なテーマから一転、WLALiに最近設置されたストリートピアノのもとに場所を移して、亀山先生によるフランス語とドイツ語の美しい歌唱を拝聴し、音楽の観点から旅を堪能するという楽しい雰囲気の幕引きとなった。16時半の閉会のあとも、高校生のみなさんは、桜の花びらを模した付箋に当日の感想を詳しく書いてくださり、それらを一枚のポスターにはりつけて、当日の振り返りを行った。大学のリベラルアーツの学びの魅力と知的な刺激を共に体験できるよう、今後も高校と大学を結ぶ充実したプログラムの継続に尽力したい。
10時40分の開会のことばのあと、平山陽洋先生のレクチャー「異文化をまなざす--マンガ『ふしぎの国のバード』から」が行われた。明治初期に日本を訪れた英国人女性イザベラ・バードの「旅」に焦点をあて、彼女が異文化をどのようにつぶさに記録したかということなど、大変興味深い内容が披露された。続いてハンフリー恵子先生によるワークショップでは、ジュール・ベルヌの「80日間世界一周」をテーマに、高校生と留学生と在学生が協力しあうアクティビティが行われた。技術革新を背景に、旅の歴史的変容をふまえ、当時の世界旅行を擬似体験する内容で、各グループが白地図への書き込みやイラストの作成を一緒に行い、最後に互いの成果を確認しあった。ファシリテーターのムーディ先生と城月先生のアシストにより、和やかな雰囲気で意見交換が行われた。
昼食は、城月先生のコーディネートのもと、多目的ラボの向いにある図書ラウンジ「WLALi」にて、「80日間世界一周」のイメージをもとに準備されたビュッフェスタイルのランチを楽しんだ。観光と教育を結びつけた仕事をされている企業のかたの協力を得て、今回のイベントのために特別に選ばれた、欧米やアジア各国の料理に舌鼓を打ち、一同、味覚の旅を体験した。
午後のレクチャーでは、根無先生より「連続・知・生--私が徒歩と野宿で日本縦断した理由について」というタイトルのもと、自らの列島縦断体験についてお話があり、哲学的な見地から旅を考察するという手続きで、リベラルアーツ学びのありようを高校生に披露していただいた。その後のブレイクタイムでは、「きき紅茶」のイベントを試みた。英国の印象が強いが、実は中国が起源である「紅茶」の種類を見極めるという挑戦を通して、会話がはずむ休憩時間になった。
プログラムの最後に、WLACセンター長の亀山先生による講演が行われた。「旅の試練、旅の恩寵--ウリヤノフスク時間から何を学んだか」というタイトルのもと、ご自身の過酷な旅の経験をもとに、現代の社会不安とも話題を絡めながら、旅という現象を象徴的な次元から眺めうる意義深いお話を伺った。その締めくくりは深刻なテーマから一転、WLALiに最近設置されたストリートピアノのもとに場所を移して、亀山先生によるフランス語とドイツ語の美しい歌唱を拝聴し、音楽の観点から旅を堪能するという楽しい雰囲気の幕引きとなった。16時半の閉会のあとも、高校生のみなさんは、桜の花びらを模した付箋に当日の感想を詳しく書いてくださり、それらを一枚のポスターにはりつけて、当日の振り返りを行った。大学のリベラルアーツの学びの魅力と知的な刺激を共に体験できるよう、今後も高校と大学を結ぶ充実したプログラムの継続に尽力したい。
開催案内
2026年3月14日(土)、WlacTALK「高校生のためのリベラルアーツ ー世界の〈人文知〉に触れるー」を開催しました。
留学生や大学生と一緒にリベラルアーツの学びを体験してみよう!
今年のテーマ
「旅と世界」
参加無料
皆さんのご参加をお待ちしています🌸(お友達とのご参加も大歓迎です!)
留学生や大学生と一緒にリベラルアーツの学びを体験してみよう!
今年のテーマ
「旅と世界」
参加無料
皆さんのご参加をお待ちしています🌸(お友達とのご参加も大歓迎です!)
当日のプログラム
| 司会進行:梅垣 昌子 | |||
| ファシリテーター:ムーディ 美穂、城月 雅大 | |||
| Part1 | 10:40 | 開会のことば | |
| 10:50 | レクチャー 異文化をまなざす ―マンガ『ふしぎの国のバード』から |
平山 陽洋 | |
| 11:30 | ワークショップ 世界旅行に出かけよう ~『80日間世界一周』~ |
ハンフリー 恵子 | |
| 休憩 | 13:00 | ランチタイム | |
| Part2 | 14:20 | レクチャー 連続・知・生 ―私が徒歩と野宿で日本縦断した理由について |
根無 一信 |
| 15:00 | 当日のお楽しみ | ||
| 15:30 | スペシャルレクチャー 旅の試練、旅の恩寵 ~ウリヤノフスク事件から何を学んだか?~ |
亀山 郁夫 | |
| 16:10 | 閉会のことば | ||
イベント概要
| タイトル | WlacTALK 高校生のためのリベラルアーツ ー世界の〈人文知〉に触れるー |
| 主催 | 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター |
| 対象 | 愛知県の高校生 ※一般の方の参加はできかねますので、予めご了承ください。 |
| 日時 | 2026年3月14日(土) 10:40~16:20(受付開始 10:00~) |
| 会場 | 名古屋外国語大学 名駅サテライトキャンパス (BIZrium名古屋6階、イオンモール Nagoya Noritake Garden 併設) アクセスマップはこちら |
| 問い合わせ | 平日10:00~16:00 名古屋外国語大学 WlacTALK事務局 Tel :0561-75-2164(直通) E-mail: wlactalk_gg★nufs.ac.jp (★を@に変えて送信してください) |
申込方法
準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。
申し込みフォームに必要事項を入力、送信してください。
申込期間:2026年2月10日(火)~ 3月9日(月)まで延長しました!
2026.03.14 WlacTALK「高校生のためのリベラルアーツ ー世界の〈人文知〉に触れるー」申し込みフォーム
※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
申し込みフォームに必要事項を入力、送信してください。
申込期間:2026年2月10日(火)~ 3月9日(月)まで延長しました!
2026.03.14 WlacTALK「高校生のためのリベラルアーツ ー世界の〈人文知〉に触れるー」申し込みフォーム
※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
WLACからのお知らせ
イベントの開催にあたって
・本イベントにおける写真撮影や録音はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。

