2011年度
4月4日 フレッシュマンキャンプ
4月4日、学内にて新入生向けの行事、フレッシュマン親睦会が行われました。新入生70名、フランス語学科専任教員10名が参加しました。
午前は、学科長挨拶、教員紹介、学科ガイダンスを行いました。
昼食は、本学7号館の食堂にてビュッフェ形式で行い、新入生同士や教員と自由に歓談し、緊張していた新入生も、この時にはリラックスできたようでした。
午後からは、新入生による個性豊かな自己紹介が行われ、とても盛り上がりました。
自己紹介の次は、フランス人教員によるアクティビティーを行いました。
フランス人教員がフランス語でフランス語圏に関するクイズを行い、初めて触れるフランス語に新入生は初めは戸惑っていましたが、日本人教員による通訳もあり、正解が発表されるたびに歓声が沸きました。
アクティビティーのあとは、卒業後に社会で活躍する本学科出身の3名に来ていただき、学生時代のフランス語学習についてはもちろん、サークル活動や学外での生活、就職活動の経験や現在のお仕事についてなど、幅広く語っていただきました。フレッシュマンキャンプ終了後も卒業生のところへ質問が殺到するなど、これから始まる本学科での大学生活を充実したものにしたいという気持ちがとても伝わってきました。
始めは緊張した面持ちだった新入生も、終了時にはすっかり打ち解けたようでした。
少しでも早くフランス語学科を身近に感じ、初めてのフランス語学習もいいスタートをきってほしいという思いをもって行事を行いましたが、新学期が始まった後も、その気持ちを忘れず頑張ってほしいと思います。
午前は、学科長挨拶、教員紹介、学科ガイダンスを行いました。
昼食は、本学7号館の食堂にてビュッフェ形式で行い、新入生同士や教員と自由に歓談し、緊張していた新入生も、この時にはリラックスできたようでした。
午後からは、新入生による個性豊かな自己紹介が行われ、とても盛り上がりました。
自己紹介の次は、フランス人教員によるアクティビティーを行いました。
フランス人教員がフランス語でフランス語圏に関するクイズを行い、初めて触れるフランス語に新入生は初めは戸惑っていましたが、日本人教員による通訳もあり、正解が発表されるたびに歓声が沸きました。
アクティビティーのあとは、卒業後に社会で活躍する本学科出身の3名に来ていただき、学生時代のフランス語学習についてはもちろん、サークル活動や学外での生活、就職活動の経験や現在のお仕事についてなど、幅広く語っていただきました。フレッシュマンキャンプ終了後も卒業生のところへ質問が殺到するなど、これから始まる本学科での大学生活を充実したものにしたいという気持ちがとても伝わってきました。
始めは緊張した面持ちだった新入生も、終了時にはすっかり打ち解けたようでした。
少しでも早くフランス語学科を身近に感じ、初めてのフランス語学習もいいスタートをきってほしいという思いをもって行事を行いましたが、新学期が始まった後も、その気持ちを忘れず頑張ってほしいと思います。
5月26日 講演会 「映画と人生―フランス映画を通じて」
名古屋市内にある名演会館(名演小劇場)の代表取締役である島津秀雄さんが「映画と人生―フランス映画を通じて」という演題でお話をしてくださいました。学内からはフランス語学科生だけでなく映画に関心を抱いている学生や教員も出席し、学外からも参加者があり、広く開かれた文化講演会となりました。
島津さんは1972年の開館から現在に至るまで、公演の場を提供する側として地域の演劇界の発展に長く貢献してこられただけでなく、2003年に会館が映画館としてリニューアルオープンした後、映画の普及と文化施設としての重要な役割を担い続けるため、多大なご尽力を続けていらっしゃいます。
名演小劇場では、ショッピングセンターに併設されているような大きな複合映画館(シネコン)ではなかなか上映されないような、それでいてメッセージ性の高い日本映画、各国映画を観ることもできますが、これも島津さんの演劇、映画に関する深く幅広い知識のおかげであると言っても過言ではないでしょう。
島津さんは日本、フランス、アメリカを比較しながら各国の映画事情についてもお話してくださり、普段映画を観る時にはあまり意識することのない、映画料金と上映システムの関係や各国における映画上映にまつわる法律についても大変興味深いお話をしてくださいました。また、フランスでは海外映画の上映本数が全体の半分以下になるよう、国内映画の保護政策が取られているという説明により、映画に対する理解と意識が大きく異なっている現状を私達に具体的に示してくださいました。
今回の講演を通して、映画の素晴らしさだけでなく、上映する立場からも映画というものを捉えることができました。また、島津さんご自身の永遠のテーマである「映画は芸術か娯楽か」について、私達も改めて考えてみる良い機会を得ることができました。
貴重なお話をしてくださった島津さんに学科一同、心から感謝申し上げます。
島津さんは1972年の開館から現在に至るまで、公演の場を提供する側として地域の演劇界の発展に長く貢献してこられただけでなく、2003年に会館が映画館としてリニューアルオープンした後、映画の普及と文化施設としての重要な役割を担い続けるため、多大なご尽力を続けていらっしゃいます。
名演小劇場では、ショッピングセンターに併設されているような大きな複合映画館(シネコン)ではなかなか上映されないような、それでいてメッセージ性の高い日本映画、各国映画を観ることもできますが、これも島津さんの演劇、映画に関する深く幅広い知識のおかげであると言っても過言ではないでしょう。
島津さんは日本、フランス、アメリカを比較しながら各国の映画事情についてもお話してくださり、普段映画を観る時にはあまり意識することのない、映画料金と上映システムの関係や各国における映画上映にまつわる法律についても大変興味深いお話をしてくださいました。また、フランスでは海外映画の上映本数が全体の半分以下になるよう、国内映画の保護政策が取られているという説明により、映画に対する理解と意識が大きく異なっている現状を私達に具体的に示してくださいました。
今回の講演を通して、映画の素晴らしさだけでなく、上映する立場からも映画というものを捉えることができました。また、島津さんご自身の永遠のテーマである「映画は芸術か娯楽か」について、私達も改めて考えてみる良い機会を得ることができました。
貴重なお話をしてくださった島津さんに学科一同、心から感謝申し上げます。
8月4日~8月26日 第4回夏期海外研修
2011年8月4日(木)から8月26日(金)にかけて、フランス語学科主催の第4回ブリュッセル研修が行われました。
今年は例年より多いフランス語学科生26名が参加したため、授業はもちろんのこと、夕食やエクスカーション等も状況に応じて小グループに分かれての研修でした。
今年は例年より多いフランス語学科生26名が参加したため、授業はもちろんのこと、夕食やエクスカーション等も状況に応じて小グループに分かれての研修でした。
現地での授業風景
授業はブリュッセル外国語大学の一キャンパスで行われ、学生は毎日、市内のアパートタイプのホテルからトラムに乗って通学しました。研修中、学生は大学の近くで昼食を取ったり、ホテル近くで朝食の食材を買い出したり、授業以外でもフランス語が溢れる生活空間の中でフランス語を実際に使う、試す、毎日を過ごしました。
日本語を学ぶ学生との交流会
また、現地で研修をコーディネートしてくださったブリュッセル外国語大学の渡辺先生のお取り計らいで、ブリュッセルで日本語を学ぶベルギー人との交流会や、授業を担当してくださったドゥトレ先生、フィアス先生とも見学や食事を共にして親睦を深めることができました。
今年のブリュッセルは例年に比べて気温が低く、天候にあまり恵まれなかったものの、授業の合間には、ブリュッセル市内(EU評議会、王宮、王立美術館等)を見学したり、週末を利用してベルギー国内(ブリュージュ、アルデンヌ等)を訪ねたり、ロンドン、パリへも足を運び、ベルギー内、ヨーロッパ内でも地域によって随分異なる多様な環境を自らの目で確かめる貴重な機会になりました。
EU評議会(ベルギー・ブリュッセル)
エッフェル塔(フランス・パリ)
学生はこのように非常に充実した3週間を過ごし、研修後には語彙力が高まった、自信がついた、自分の弱点が分かった等という声が届いていることからも、研修が参加者にとって有意義なものであったことをうかがい知ることができました。
ブリュッセル市立博物館(王の家)
楽器博物館(ベルギー・ブリュッセル)
11月29日 第21回暗唱・弁論大会
フランス語学科恒例の暗唱・弁論大会が、去る11月29日(火)に511教室にて開催されました。開会にあたり、学科長の挨拶に続いて、「アリアンス・フランセーズ愛知」の館長であり、この大会の審査員としてお招きしたジョゼ=マリー・コルテス(José-Marie CORTES)氏からも激励のメッセージをいただきました。続いて、学内の審査員としてフィリップ・ラッシュ先生、ローラン・アヌカン先生、ヤニック・ドゥプラド先生の紹介が行われました。
右からコルテス氏、熊澤学科長、ラッシュ先生
コルテス氏と通訳を務める伊藤先生
今年の参加者は、暗唱の部は62名、弁論の部は7名でしたが、他学科の学生でフランス語を第二外国語として学んでいる学生からも数名参加があり、学内でも学科の垣根を越えて日々の学びの成果を競い合いました。
大会までの約1か月間、暗唱の部への参加者は自ら選んだ詩について、弁論の部への参加者は自ら用意した発表原稿について練習を積み重ねました。その間、フランス人の先生から発音やイントネーションに留まらず、詩の朗読やスピーチの発表に必要な表現力について指導を受ける機会もありました。
大会当日、暗唱の部では1年生ながらも素晴らしい発表が数多くありました。また、主に留学帰国者が参加する弁論の部では、留学経験に基づいた個性豊かで興味深いスピーチをそれぞれが披露してくれました。
公正な審査の結果、見事入賞を果たした学生は次の通りです。
大会までの約1か月間、暗唱の部への参加者は自ら選んだ詩について、弁論の部への参加者は自ら用意した発表原稿について練習を積み重ねました。その間、フランス人の先生から発音やイントネーションに留まらず、詩の朗読やスピーチの発表に必要な表現力について指導を受ける機会もありました。
大会当日、暗唱の部では1年生ながらも素晴らしい発表が数多くありました。また、主に留学帰国者が参加する弁論の部では、留学経験に基づいた個性豊かで興味深いスピーチをそれぞれが披露してくれました。
公正な審査の結果、見事入賞を果たした学生は次の通りです。
入賞者
1.弁論の部
賞 | 名前 | タイトル |
アリアンス・フランセーズ特別賞 | Yukiko SEGAWA | Une bombe à l'université |
特別賞 | Rie ÔISHI | L'esprit de famille à la française |
特別賞 | Mayuko YASHIKI | Les étudiants et l'autonomie |
2.暗唱の部
賞 | 名前 | タイトル |
1位 | Toyohiro TANAKA | Et puis il le lui avait dit |
2位 | Maya MATSUOKA | Et puis il le lui avait dit |
3位 | Masatoshi FUKAYA | Le ciel est par-dessus le toit |
佳作 | Megumi YAMAMOTO | La chanson du pêcheur |
佳作 | Mayo KOYAMA | Il y a tellement de mots partout ! |
佳作 | Momoko YAMADA | Demain, dès l'aube… |
佳作 | Eri YOSHIDA | Le Plus Doux Chemin |
佳作 | Taisuke NAKAZATO | Apprivoiser |
佳作 | Ayano SUNAGAWA | Ce que disent les hirondelles |
大会終了後の集合写真
入賞者には「アリアンス・フランセーズ愛知」よりフランス語講座無料受講権などの賞品が贈呈されました。これを機に今後も意欲的にフランス語の学習に取り組んでくれることを期待しています。
最後になりましたが、コルテス氏およびアリアンス・フランセーズ愛知の関係者の皆様、また他学科から審査にご協力くださったラッシュ先生に対して学科一同、感謝の意を表します。
最後になりましたが、コルテス氏およびアリアンス・フランセーズ愛知の関係者の皆様、また他学科から審査にご協力くださったラッシュ先生に対して学科一同、感謝の意を表します。