2010年度
4月3~4日 フレッシュマンキャンプ
毎年恒例のフレッシュマンキャンプが、今年も4月3日から1泊2日の日程で行われました。参加者は、69名の新入生と10名の教職員で、とても有意義な時間を過ごすことができました。
学科教員の紹介、学科ガイダンスを行ったあと、学生同士の親睦を深めるためそれぞれ簡単な自己紹介をしました。
夕食を食べながらのテーブルマナー講習の後は、本学科の卒業生2名と在校生(4年生)1名に体験談を語ってもらいました。それぞれの留学体験やフランス語学習を含めた学生生活全般、大学での勉強がどのように卒業後に役に立ったかなど、具体的に話をしてくれ、まだ入学したばかりの1年生の皆さんは、目を輝かせながら聞き入っていました。
自由時間では学生同士だけでなく、教員との交流も深めることができ、これからのフランス語学科生としての生活をスタートさせるに当たり、とてもいい機会となりました。
学科教員の紹介、学科ガイダンスを行ったあと、学生同士の親睦を深めるためそれぞれ簡単な自己紹介をしました。
夕食を食べながらのテーブルマナー講習の後は、本学科の卒業生2名と在校生(4年生)1名に体験談を語ってもらいました。それぞれの留学体験やフランス語学習を含めた学生生活全般、大学での勉強がどのように卒業後に役に立ったかなど、具体的に話をしてくれ、まだ入学したばかりの1年生の皆さんは、目を輝かせながら聞き入っていました。
自由時間では学生同士だけでなく、教員との交流も深めることができ、これからのフランス語学科生としての生活をスタートさせるに当たり、とてもいい機会となりました。
5月27日 講演会 「シャンソン・フランセーズへの誤解を解く」
日仏シャンソン協会支局長の加藤修滋さんが、「シャンソン・フランセーズへの誤解を解く」 という演題でお話をしてくださいました。 学外からも多くの方々が出席され、地域に開かれた貴重な文化講演会となりました。
加藤さんは、日本におけるシャンソンの普及や、20年以上運営されている名古屋のシャンソンライブハウス、エルムでの活動を通して多くのシャンソン歌手の育成に努めてこられ、フランスでもたびたびシャンソンコンサートを実現されるなど、日仏の文化交流に多大な貢献をしてこられました。そうした活動はフランスでも高い評価を得ておられ、日仏シャンソン協会より日仏文化交流功労賞を、フランス政府からは芸術文化勲章を受章されました。
加藤さんはご自身の活動を通じて体験された日仏の精神的・文化的風土の違いにも言及しながらシャンソンとは何かを説明され、日本のシャンソン歌手による従来のクラッシックな歌い方とエルムの若い歌手の皆さんによる歌い方との比較、シャンソン界の若手を交えたフランスのシャンソンコンサートの様子など、具体的な映像を適宜紹介しながら、若い人達をも魅了しうる芸術的なショービジネスとしてのシャンソンの新たな可能性を私達に示してくださいました。
この講演によって、私達は、それまで漠然と抱いていたシャンソンのイメージから解放されたのではないかと思います。学ぶことの多い貴重なお話しをしてくださった加藤さんに、学科一同心より感謝申し上げます。
尚、本学の図書館は、CD付きでシャンソンを紹介した図書も多数取り揃えています。学生の皆さんは、この講演をきっかけに、そうした参考文献も活用することで、実に多様で奥深いシャンソンの世界と、フランス文化や日仏交流の歴史への理解を深めていただければと思います。
加藤さんは、日本におけるシャンソンの普及や、20年以上運営されている名古屋のシャンソンライブハウス、エルムでの活動を通して多くのシャンソン歌手の育成に努めてこられ、フランスでもたびたびシャンソンコンサートを実現されるなど、日仏の文化交流に多大な貢献をしてこられました。そうした活動はフランスでも高い評価を得ておられ、日仏シャンソン協会より日仏文化交流功労賞を、フランス政府からは芸術文化勲章を受章されました。
加藤さんはご自身の活動を通じて体験された日仏の精神的・文化的風土の違いにも言及しながらシャンソンとは何かを説明され、日本のシャンソン歌手による従来のクラッシックな歌い方とエルムの若い歌手の皆さんによる歌い方との比較、シャンソン界の若手を交えたフランスのシャンソンコンサートの様子など、具体的な映像を適宜紹介しながら、若い人達をも魅了しうる芸術的なショービジネスとしてのシャンソンの新たな可能性を私達に示してくださいました。
この講演によって、私達は、それまで漠然と抱いていたシャンソンのイメージから解放されたのではないかと思います。学ぶことの多い貴重なお話しをしてくださった加藤さんに、学科一同心より感謝申し上げます。
尚、本学の図書館は、CD付きでシャンソンを紹介した図書も多数取り揃えています。学生の皆さんは、この講演をきっかけに、そうした参考文献も活用することで、実に多様で奥深いシャンソンの世界と、フランス文化や日仏交流の歴史への理解を深めていただければと思います。
8月2日~23日 第3回夏期海外研修
2010年8月2日から8月23日までブリュッセルでの短期語学研修が行われました。インフルエンザの流行などで参加者が例年に比べて少なかった今回の研修ですが、やる気のある参加者が多く、2年生と3年生の2クラスに分かれて集中的に語学研修を受けました。教室はブリュッセル自由大学のキャンパス内にあり、滞在するホテルから毎日路面電車で通いました。今年は二年に一度の花の絨毯の年にあたり、8月15日にはグランプラスが無数の花で埋め尽くされていました。
小便小僧(Manneken-Pis)
フラワーカーペット(Tapis de fleurs)
ロンドンとパリでの文化研修も天候に恵まれ、ヨーロッパの多様な歴史に触れることができました。郊外でのバーベキューではベルギー人学生とフランス語で会話する機会もありました。3週間が過ぎて、最後のパリ滞在ではほとんどの学生がフランス語を使って生活することができるようになり、大きな進歩が見られました。
ノートル・ダム寺院 Cathedrale Notre-Dame
ムール貝
11月25日 第20回暗唱・弁論大会開催
今年も、フランス語学科恒例の暗唱・弁論大会が開催されました。 今年の参加者は、暗唱の部は68名、弁論の部は17名でした。
暗唱の部ではほとんどが1年生ですが、自分で選んだ詩を1ヶ月かけて練習をし、1年生ながらも素晴らしい発表を見せてくれました。
留学帰国者が自分の体験を発表する弁論の部では、それぞれが個性のある興味深いスピーチをしてくれました。
暗唱の部ではほとんどが1年生ですが、自分で選んだ詩を1ヶ月かけて練習をし、1年生ながらも素晴らしい発表を見せてくれました。
留学帰国者が自分の体験を発表する弁論の部では、それぞれが個性のある興味深いスピーチをしてくれました。
入賞者
1.弁論の部
賞 | 名前 Nom | タイトル Titre |
アリアンス・フランセーズ特別賞 | Miho Kasai | La France, le pays qui m’a étonné |
特別賞 | Nagisa Matsuoka | Je suis chanceuse ! |
特別賞 | Chihiro Asai | Les Français ne répondent pas... |
2.暗唱の部
賞 | 名前 Nom | タイトル Titre |
1位 | Shiho Kinoshita | Et puis il le lui avait dit |
2位 | Natsuki Inoue | Le Dormeur du val |
3位 | Yuri Sakaida | La vie en rose |
佳作 | Saori Miyazaki | Un chien pas comme les autres |
佳作 | Emi Yamamoto | L'étranger |
佳作 | Miho Asai | Cher frère blanc |
佳作 | Megumi Yamamoto | L'étranger |
佳作 | Maya Suzuki | Apprivoiser |
佳作 | Yuki Wanibe | Elle dort dans l'ombre des branches |
2月16日~3月14日 第20回春期海外研修
恒例のカップダイユ研修が、2011年2月16日から3月14日まで行われました。今年度はフランス語学科生40名、他学科生2名の、合計42名の学生が参加しました。今回の春期研修は、カップダイユでの語学研修に先立ち、パリとモン・サン=ミッシェルで文化研修を行いました。パリでは市内のFIAPという宿舎に滞在し、ルーヴル美術館等の文化施設、および一日を使ってモン・サン=ミッシェルの修道院を見学しました。その後、パリからニースまではTGVで移動しました。スーツケースを配送してくれるフランス国鉄のサービスで、身軽な移動でした。カップダイユでは、例年通り充実した3週間の語学研修で、週末にはマントン、ニースなどコートダジュールの街、サンレモ、ドルチェアクアなどイタリアの街を見学しました。ニース大学の図書館や階段教室の見学の際には、神戸に留学していたという図書館員の方が日本語で説明をしてくれました。レザルクの「プロヴァンス・ワインの家」では試飲会の後、好みのワインをソムリエに選んでもらって家族へのお土産を買うことができました。名残惜しい気持ちとともに、参加者たちはフランスを後にしました。