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11月25日「津田仙・初・梅子を語る」を開催しました



 2017年11月25日(土)14:00~16:00、本学3号館2階321教室において、
ワールドリベラルアーツセンター主催講演会「津田仙・初・梅子を語る 近代日本グローバル人材の先駆けとなったファミリー」を開催しました。

開催のご報告

津田守教授

 講演会には、学外の方31名を含む、54名の方にご来場いただきました。津田ファミリーに関する講演会ということで、津田梅子が設立した女子英学塾を前身とする津田塾大学の卒業生にも多くご参加いただきました。
 冒頭では講演者である津田守先生と、母校のご縁で今回の司会を務めて頂きました篠崎ひさこ先生より、守先生のご紹介をいただきました。
 講演では、津田ファミリーの知られざる歴史や、多くのエピソードを写真を見せながら、ご紹介いただきました。また、今回の講演では以下のキーワードが主なテーマとなりました。
 語学(外国研究)、教育、留学、農業、食育、健康、オールラウンドな人、
 女性の地位向上、弱者への支援、社会貢献、
 普連土(=宇宙・万人に連なる地球・世界)

篠崎ひさこ特任教授(司会)

会場の様子

ご参加いただいた方からのご感想
 本日は日本の明治初期の文明開化の息吹き、そこで活躍した日本人、津田家の活躍に感銘を受けました。津田梅子が6歳で岩倉使節団に入り、渡米されたこと、その後の活躍は目を見張るものでした。(60代・男性)
 激動の時代に幅広く先駆的な活動をされたファミリーの話、大変興味深く伺いました。初もスーパーウーマンだと思いました。(50代・女性)

開催案内

 仙は幕末に武道、漢学、蘭学、英学を学び、幕府派遣の外交使節団通弁を務めワシントンDCを訪問。明治4年に日本初の女子留学生として梅子(満6歳)を米国に送り出す。西洋の農学、野菜、果物を日本に普及。女子小学校・耕教学舎(現青山学院)、訓盲院(現筑波大学)などの創設に寄与。禁酒・禁煙や足尾鉱害などの健康・環境問題に関わる。妻の初は、仙との間に12人の子を産み、育てる。次女梅子は、女子英学塾(現津田塾大学)を創立。それぞれがグローバルかつ普遍的な志向で教育や食育に取り組む。人材育成、そしてウェルネスの側面で日本の近代化に貢献したツダファミリーのヒストリーを、21世紀の視座から仙の曽孫が語る。

 どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。

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講演者紹介

津田 守(つだ まもる)
 名古屋外国語大学教授。大阪大学名誉教授。東京生まれ。曾祖父の仙が創立者のひとりである青山学院の高等部・大学を卒業。フィリピン国立大学大学院に留学、同大社会学科専任講師。大阪外国語大学(教授)、ハーバードロースクール(客員研究員)、大阪大学グローバルコラボレーションセンター(教授)などを経て現職。専門はフィリピン社会、グローバル人流、公益通訳翻訳。編著書論文等多数。

概要

タイトル 津田仙・初・梅子を語る 近代日本グローバル人材の先駆けとなったファミリー
開 催 主 催: 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター
日 時 2017年(平成29年)11月25日(土) 14:00~16:00 (13:30開場)
講演者 津田 守(名古屋外国語大学教授)
司会 篠崎 ひさこ(名古屋外国語大学特任教授)
会 場 名 称: 511教室≪名古屋外国語大学 5号館1階≫
所在地: 〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57
会場へのアクセスについて
申 込 当日参加も可能ですが、準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。
申込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。
https://req.qubo.jp/wlac/form/20171125
「津田仙・初・梅子を語る」参加申込みフォーム
対 象 どなたでも参加できます
その他 参加無料
問合せ 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター 0561-75-2164 wlac_gg@nufs.ac.jp