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財政

第2節 名古屋外国語大学の強化

(2)名古屋外国語大学財政の強化

 名古屋外国語大学は平成10年度から平成14年度までの5年間に学生数において37%、納付金収入にして31%の増加が見られる。帰属収入全体でも24%の増加が見られ収入確保の面からは順調な航跡が伺える。学園全体の期待に違わぬ成果を示したと言ってよいであろう。

 支出面についてこの5年間の人件費比率は40%強の数値で、同規模大学全国平均値より10%以上低い結果となっている。また管理経費比率は12%前後で、これは逆に4〜5%高い数値となっている。教育・研究経費比率と合わせ、これら三つの経費の合計は75%前後となり財政的見地からは大変理想的な収支バランスを保っていると言える。名古屋外国語大学がこのように理想的な状態を保っていることが学園全体の自信と活力の源になっているのであり、かって名古屋外国語大学が愛知女子短期大学の恩恵を受けて発展したように、愛知女子短期大学の生まれ変わりと言うべき名古屋学芸大学が自立するまでは学園の財政リーダーとしての役割を果たさなければならない。そのためには財政的規模の拡大を今後図ってゆかなければならないであろう。