グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム > CLOSEUPS > 世界を生きる教養

世界を生きる教養



世界教養学部長  エリス 俊子
皆さんは、世界の未来についてビジョンをもっていますか。東西冷戦が終結して30年余り、戦争はなくなるどころか、世界はますます分断を深め、あちこちに亀裂が入り、一方で地球環境はさまざまなかたちで、かつてない危機の予感をはらませており、国境を越えて共同で乗り越えていかなければならない課題が山積しています。世界の中の日本はこの先どのような道を歩むのか、日本もまた内側から変容を迫られています。世界教養学部では、このような時代を生き抜き、世界を視野に入れて活躍できる人材を育てることを目指しています。世界を軸足におく「世界教養学科」と、日本を軸足におく「国際日本学科」の二学科から成る本学部では、言語力をしっかりと身につけ、同時に、文化と歴史、芸術、哲学、宗教、現代社会などについての多岐にわたる分野を横断する「世界教養科目」群を履修することを通して、芯のある「教養力」を養ってもらうためのカリキュラムを組んでいます。それは小手先の知識の運用力ではありません。批判的な思考力、豊かな感受性、それを現場に結びつける行動力が求められます。共に学び、切磋琢磨しながら、未来に向けて羽ばたく力を身につけてください。その先には必ず歩むべき道が開かれます。