“World Future Project for NUFS”
趣旨
名古屋外国語大学は、Society 5.0時代の到来をにらみつつ、以下に示す「世界人材」育成ヴィジョンのもとに国際化推進ヴィジョン2023を策定し、これを実行します。
期間
2019年4月1日~2024年3月31日
目標とする人材像
“卓越した外国語運用能力を礎に、共感力と批判的思考力に優れ、Society5.0社会を逞しく生きる高い知性と行動力を身につけた「世界人材」(World Human Resources)”
Ⅰ Society 5.0にふさわしいキャンパスグローバル化実現
- 海外からの外国人留学生受け入れ促進(受け入れ留学生200→250名)
- 「世界人材」育成のための教育カリキュラム改革に適合した外国人教員の積極的採用《外国人教員比率28.9%→33%へ》
- インターナショナルハウス(国際交流寮)等の拡充による収容人員拡大
- IJ(International & Japanese Students)交流事業の拡大
- IJ学生が自由に学びあえるアカデミックコモンズの設置
- 地域住民と留学生の交流機会の拡大
- 外国人留学生、外国人学生に対する就職支援の拡充
- 各国・地域別イベントの実施(例えばアメリカ月間、フランス月間等)
- メディア情報教育センターと図書館機能のジョイント化
- インターナショナルコンベンションルームの設置
Ⅱ 海外留学制度のさらなる充実および外国人留学生のためのカリキュラム充実
- 留学費用全額支援留学制度の拡充(TESS:Total Expenses Support System 留学)
- 海外への留学生送り出し促進(送り出し留学生180→250名)
- TESS留学生選抜方法の多様化と2か国留学制度の拡充
- 超短期海外派遣プログラムの多様化および充実(One Young World,日露青年交流等)
- 国内外におけるボランティア活動の支援
- 国際日本インスティテュートのカリキュラム充実
- GJP(グローバルジャパンプログラム)の充実
Ⅲ 「世界人材」育成のための英語および複言語教育のさらなる充実と効率化の追究
- 少人数外国語教育(Power-up Tutorial 制度)のさらなる充実と質の保証
- 「世界人材」を育成するための「世界教養プログラム」の再検討と充実
- 英語、日本語、フランス語、中国語、ロシア語その他、NUFS外国語教育メソッドの確立
- 英語教育メソッドの開発を中心としたビジネスモデルの構築、および他大学、他機関への提供
- CBT(コンピュータ利用の教育)やWBT(Web利用)等の概念を包摂したe-ラーニングの充実
- TOEIC®、TOEFL®、IELTS®など各種検定試験における平均目標値設定
- 学位プログラムを利用した「スーパーアドヴァンストコース」の設置
- 英語を教育言語とする専門教育科目の一層の拡大
- 本学独自の英語能力テスト(Test of English for NUFS)の開発と研究
- ディプロマ・サプリメント構築による教育成果の可視化
- 教職員の英語力強化のための短期サバティカル制度の導入
Ⅳ 外国における就業力の育成、外国人留学生の日本での就職支援
- エアラインを中心とする専門的職業への就職者数の目標値設定および支援の継続
- 外交官(外務省専門職員)を中心とする国際職業人育成のための特別カリキュラムの構築
- 海外インターンシップの機会拡充
- 外国人留学生、外国人学生に対する積極的な就職支援
Ⅴ 世界諸地域の大学とくに外国語系大学との連携推進
- 国際交流協定大学の拡充《140大学から200大学へ》
- 英仏中以外の言語圏大学との連携・交流の強化
- 日中韓露の外国語大学間国際共同教育事業(留学、単位互換自由化等)の実現
- 英語圏の大学との国際共同教育事業のさらなる充実
- 連携協定に基づく大学院レベルの海外日本語教育人材の育成
- アカデミックイヤーの再検討とクォーター制導入の模索
Ⅵ 中部地区の企業・地域住民等のグローバル化への貢献
- 英語教育及び多言語・多文化に関わる研究教育の成果の地域社会への還元
- 中等教育に携わる英語教員の再教育による地域貢献
- 初等英語および児童英語の教育プログラムの研究・開発による地域貢献(日進市・長久手市との提携)
- 医療・司法に関わる英語および中国語の教育法メソッド確立と通訳の育成
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