「ポストヒューマン時代をいかに生きるか」をテーマとして、亀山学長からお話を伺いました。
セミナー概要
情報が容易に手に入る今日の社会で、英語は不可欠ともいえる。だが、それ以外にもう一言語習得する複言語もグローバル社会を生き抜くうえで重要である。そして、今必要とされるグローバル人材とは、どの国にも存在するリスクを覚悟して、果敢に挑む人材なのである。
グローバル時代の最たる恐怖は人間が有頂天になること、根拠のない楽観があることで危機に気が付けないことである。我々は自身を振り返る必要がある。
また、人間はAIが支配する時代にすでに入りかけている。その中でどのような人間として生きていくのか、どのような力が必要か。それは、世界の人々との意志疎通を実現し、グローバル規模で広がる情報を収集するツールとしての英語、複眼的思考を身につけるためのもう一つの言語、世界の政治経済に関する知識、芸術に対する理解を身に付けることである。人間がAIに代わるために、なによりも創造力が大事であり、教養はその創造力を育てる基盤となる。
超人間主義と言われるように、人間が前例のない進化をし、過去を超える存在を輩出するトランスヒューマニズムの時代。また、それをさらに超えた、人間が機械を制御できなくなり機械に支配される、もはや人間とは呼べない、機械のようなものを輩出するポストヒューマニズムの時代に突入する特異点をいかに乗り越えるか、自分の考えを深めなければならない。
我々がこれからの時代のためにできることは、危機感を持ち、そのうえで自分ができることを考え、実行する力を持ち合わせることである。
(外国語学部フランス語学科1年 渠適)
グローバル時代の最たる恐怖は人間が有頂天になること、根拠のない楽観があることで危機に気が付けないことである。我々は自身を振り返る必要がある。
また、人間はAIが支配する時代にすでに入りかけている。その中でどのような人間として生きていくのか、どのような力が必要か。それは、世界の人々との意志疎通を実現し、グローバル規模で広がる情報を収集するツールとしての英語、複眼的思考を身につけるためのもう一つの言語、世界の政治経済に関する知識、芸術に対する理解を身に付けることである。人間がAIに代わるために、なによりも創造力が大事であり、教養はその創造力を育てる基盤となる。
超人間主義と言われるように、人間が前例のない進化をし、過去を超える存在を輩出するトランスヒューマニズムの時代。また、それをさらに超えた、人間が機械を制御できなくなり機械に支配される、もはや人間とは呼べない、機械のようなものを輩出するポストヒューマニズムの時代に突入する特異点をいかに乗り越えるか、自分の考えを深めなければならない。
我々がこれからの時代のためにできることは、危機感を持ち、そのうえで自分ができることを考え、実行する力を持ち合わせることである。
(外国語学部フランス語学科1年 渠適)
講座名 | 第1回 WLAC Students セミナー |
ゲスト | 亀山 郁夫(本学学長) |
日時 | 2017年(平成29年)5月27日(土) 16:15~17:45 |
会場 | K502教室 |
対象 | WLAC Students 登録者(本講座は、学外の方や登録していない学生は対象となりません) |
問合せ先 | 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター 0561-75-2164 |