自己点検・評価

自己点検・評価インデックス>> 第13章第1節 (4)国際交流、入試、就職等の専門業務への関与

事務組織

第1節 大学・学部の事務組織

(4)国際交流、入試、就職等の専門業務への関与

1)国際交流部
 本学の国際交流は、国際交流部が担当している。国際交流部長は、本学の教員が併任し、国際交流に関する業務を統括するとともに、教学組織との調整を行っている。国際交流部には事務組織としては国際交流課があり、本学における国際交流に関する基本的な施策の企画、立案からその実施までほとんどこの課が行っている。本学では、国際交流の中でも特に留学制度に力を注いでおり、本学学生の海外留学及び外国人留学生の受入れに関する企画・立案、海外派遣留学生へのガイダンス、外国人留学生に対する指導・助言、海外の提携校等との派遣・受入れに関する折衝、国際交流協定の締結交渉など専門的な業務を行うほか、外国人留学生と日本人学生との交流活動等への支援、留学奨学金、留学生宿舎の維持・管理、国際交流委員会の庶務など幅広い業務を行っており、そのための専門職員を配置している。
2)入試広報課
 入試及び広報については、募集要項の決定、合格者の判定、入試問題の作成等入試の根幹及び教員の参画する募集活動以外の業務は、入試広報課が主となり、教職員の協力のもとに企画運営している。その主な業務は、1.学生募集の企画、立案及び宣伝広報、2.入学案内冊子等の作成・配布、3.推薦入学、試験入学、編入学、大学院入学等の入学試験の実施事務、4.入学試験の合否発表事務、5.入学手続事務、6.大学入試センター試験の実施協力等である。本学では、オープンキャンパスでの模擬授業や入試問題作成など専門知識が必要な業務は教員が担当し、事務的な業務は入試広報課が実施しており、一応の棲み分けが出来ているが、高校生対象の進学説明会、高校訪問、学内で開催される募集イベントにおいて「大学説明」を担当する職員には事前研修を行っている。
3)就職部
 本学の就職業務は、就職課が担当している。その主な業務は、次のとおりである。1.学生の就職斡旋、2.求人の受付及び情報収集、3.就職先の開拓、4.就職及びキャリアプランについての相談並びにカウンセリング、5.就職支援講座の企画・実施、6.就職に役立つ図書の推薦等である。就職課の業務も就職に関わるかなりの専門知識が要求される。そのため、本学では、同課の責任者には企業の枢要ポストを経験した者を当てている。同課では、就職動向をめぐる最新の情報を絶えず把握し、その的確な情報を学生に示して、なるべく適材適所の職業を斡旋するように努めている。教学組織とは就職委員会を通じて議論の場をもち、事務と教学の情報を共有しながら具体的な課題を協議している。現在は、学生の適職選択と就労意欲の醸成に関する教育を如何に進めるかという点について議論を重ねている。なお、平成16年度から就職業務のほか、資格支援講座、インターンシップも一元的に扱うため、キャリアサポートセンターに名称を変更し業務の拡充を図る。