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自己点検・評価インデックス>>第3章第2節(4)科目群・科目系列と卒業所要総単位数に占める量的配分

教育研究の内容・方法と条件整備

第2節 国際経営学部

(4)科目群・科目系列と卒業所要総単位数に占める量的配分

 本学部では、1999年度(平成11年度)の全学的なカリキュラム改正に応じ、学部カリキュラムの中に置かれていた基礎教養科目を全学の共通科目に変更し、教養科目としての性格を一層明確にすると同時に、卒業に必要な単位数を130単位から124単位に変更した。卒業に必要な単位数に占める「任意の選択科目」が12単位認められ、学生の関心に応じた科目選択の幅が拡がった。現行カリキュラムにおける科目群・科目系列の履修単位数は、別表1に示す通りである。「幅広く教養及び総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養」すべき科目群としての共通科目の必要単位数が、卒業所要総単位数の約18%、ゼミナール科目が約11%、「専門の学芸」を身につけるための科目としての専門科目が約61%となっている。本学部のゼミナール科目は教養科目的な性格と専門科目としての性格を分け持っており、その意味では、この単位数の量的配分は適切であると考えている。また「任意の選択科目」が海外研修や検定試験、全学開放科目、他大学開講科目を含めて、12単位まで取得可能となっており、学生の多様なニーズと関心に応えることができるカリキュラム構成になっていると言えよう。こうした特長は新設される現代国際学部のカリキュラムにおいても生かされる予定である。


国-別表1 卒業所要総単位数 注:( )内は卒業所要総単位数に占めるパーセント(概数) 
    必要単位数
共通科目 共通科目I(1年次) 18 22(18%) 124
共通科目II(2年次)
共通科目III(3・4年次)
情報処理(1年次) 2
体育(1年次) 2
ゼミナール科目 基礎ゼミナール 2 14(11%)
英書講読ゼミナール 4
専門ゼミナール 8
専門科目 専攻語学(1〜4年次) 24 76(61%)
専門選択必修科目(1〜4年次) 12
専門コース選択必修科目(3年次) 12
地域研究科目(1・2年次) 4
選択科目  
  全学開放科目/他大学開講科目    

国-別表2 各科目群・科目系列別開設科目数 注:( )内の数字は開設総コマ数
系列 科目数(コマ数)
1期 2期
共通科目 共通科目I(1年次) 37(45) 37(45)
共通科目II(2年次) 37(47) 37(47)
共通科目III(3・4年次) 7(7) 8(8)
情報処理 I(1年次) 1(4) 1(4)
II・III(3・4年次) 3(7) 3(7)
体育(1年次) 2(7) 2(8)
ゼミナール科目 基礎ゼミナール(1年次) 1(10) 1(10)
英書講読ゼミナール(2年次) 1(15) 1(15)
専門ゼミナール(3・4年次) 2(36) 2(36)
専門科目 専攻語学 CE(1・2年次) 2(182) 2(182)
ACE/BE(3・4年次) 8(12) 8(12)
専門選択必修科目(1〜4年次) 4(7) 4(4)
専門コース選択必修科目(3年次) 6(8) 9(10)
地域研究科目(1・2年次) 3(9) 2(12)
専門選択科目(2〜4年次) 18(18) 20(20)
その他(海外研修・検定試験)