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自己点検・評価インデックス>> 第2章第1節 (2)国際経営学部

教育研究組織

第1節 大学

(2)国際経営学部

 国際経営学部は、I学科(国際経営)のみであるが、その下には、国際経営コース、国際会計コース、国際関係コースの3つのコースが置かれている。各コース及び英語教育には次のとおり専任教員、客員教員及びチューター等が配置されている。国際経営専任10、国際会計専任3、国際関係専任7、英語教育専任6、兼担1、客員2、チューター4、合計専任教員26名、兼担教員1名、客員教員3名、チューター4名である。本学部は、ゼミナール中心の授業であるが、専・兼比率を見ると必修科目、選択科目とも6割以上を専任教員が受け持っている。

 施設・設備も外国語学部と共用部分が多いが、講義室、演習室、情報教育室、コンピユーター、CALLシステム,AV装置など十分に整備している。

 各コースに固有の問題はそれぞれのグループで協議されるが、学部共通の課題のうち専門的な課題については、課題ごとに委員会が設けられており、まずそこで審議される。現在学部に設置されている委員会は次のとおりである。

 学部教務委員会、 英語教育担当者会議、 学部図書委員会、学部情報教育委員会、

 研究委員会、学部国際交流委員会、紀要編集委員会。

 各コース又は各委員会から提案される問題等は、学部長、学部選出の部館長及び評議員、各コース代表、英語教育主任及び学部教務委員長等で構成される学部運営委員会に諮られ、議題を整理した上で、学部専任講師以上で構成される教授会に提案される。全学的な課題を取り上げる部館科長会議には学部長が参画し、評議会には学部長、英語教育担当主任、各コースを代表する教授3名が参加し、学部の意向を反映させる。更に、専門的な事項を審議する全学的な各種委員会(外国語学部の項参照)にもそれぞれ学部の代表が参加し学部の意向を反映させている。

 以上の組織により不断に教育内容等の改善に努めながら、教育を進めてきたが、国際経営学部の理念・目的・教育目標で述べた如く、数年来の受験生の減少という事態を迎え、1年有余に亘り、真剣に検討の結果、国際経営学部を抜本的に改組し、「現代国際学部」を創設して、平成16年度から開設することとした。

 なお、新学部設置に際しては、これまでの国際経営学部の教員組織、施設・設備、200名の定員枠等を概ね引き継ぐこととし、国際経営学部は平成16年度に募集停止とし、その後、在学生が全て卒業する時点で廃止することとなった。