自己点検・評価

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はじめに

 名古屋外国語大学は、1988年4月、外国語学部英米語学科、フランス語学科、中国語学科の1学部3学科、学生定員200名と、小規模の単科大学として発足した。爾来、時代の変化、社会の要請等を受けて、必要の都度自己点検・評価を行いながら、改善・改革を進めてきた。その結果、現在は外国語学部英米語学科、フランス語学科、中国語学科、日本語学科、国際経営学部国際経営学科、大学院国際コミュニケーション研究科(博士前期課程、同後期課程)、国際コミュニケーション研究所、日本語教育センター及び情報教育センターの2学部、5学科、1研究科、1研究所、2センターで学生定員775名にまで拡充発展した。しかし、これまでの自己点検・評価は、本学の発展途上の各段階で生じた個々の部署における具体的な課題との関係で行われたものが中心であり、必ずしも包括的な計画があってそれに照らして行ったものではなかった。

 今回、全学体制で自己点検・評価を行い、大学基準協会の第三者評価を受けるにあたって、あらためて評議会において向後5年間の改革・改善実施計画を文章にまとめた。この計画は本書の巻末に添付してある。実際の点検・評価にあたっては、基準協会から示された点検項目に加えて、本学で定めた改革・改善計画のうち現在実施中又は検討中の項目に則して作業を進めた。本報告書においては、各章ごとに到達目標(改善・改革計画の表現とは必ずしも一致しない。)を掲げ、同協会の定めた点検項目の該当個所で、将来の改善方策を記載するという形でまとめた。