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留学体験記


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2012年度2期出発

モントリオール大学 M.Y.さん

モントリオールには毎年5万人以上の人が移住してきます。その為、私が通っていた語学学校には様々な国籍の生徒がいました。彼らとたくさん話そうと試みましたが、最初の頃は言いたい事が上手く言えず、何度も悔しい思いをしました。そこで、毎日新聞を読んだりクラスメートや先生と積極的に話をしたりする事で、少しずつ語彙や表現を習得していきました。また、現地で話されているケベック訛りが少し難しいと感じたので、毎日ラジオを聞いたりケベック・フランス語の辞書を買って勉強したりしました。日本ではケベック・フランス語に触れる機会は非常に少ないので、新鮮な気持ちで勉強することが出来ました。
休日は旧市街に出掛けて、たくさんの博物館や教会を見学しました。中でも、とある博物館で鎧兜や日本刀などを紹介する≪Samouraïs≫(侍)という企画展が開催されていた事に驚きました。フランス語で日本の文化がどの様に紹介されているのか興味があったので、とても良い勉強になりました。また、紅葉の季節には学校帰りに友達と一緒に、学校の近くにある山に登って紅葉狩りをしました。学校での授業以外にもフランス語やモントリオールの文化に触れられる機会が数多くあり、とても充実した時間を過ごす事が出来たと思います。

2012年1期出発

ブリュッセル外国語大学 A.T.さん

時に、ベルギーは地理、文化、人、あるいは言語など、あらゆる側面から「ヨーロッパの交差点」と言われています。様々な国のものが行き来しているという意味です。そんなベルギーでの365日間は、僕に多くの刺激を与え、いろいろな意味で大きく成長させてくれました。
ブリュッセルに着いたばかりの頃は、自分の言いたいことがなかなか言えず、聞く側に回り、ただOUI, OUIと答えているだけでした。自分の思いを人に伝えられないことがこんなにも辛く、悔しいことなのだと思い知らされました。しかし、他の留学生やベルギー人の友達、そして日本にいる母や友達に支えられ、彼らの優しさに何度も触れました。伸び悩みながらも、それを乗り越え、留学がちょうど1年を迎えようとする頃に、ようやくフランス語への自信やその成果を実感することができました。
この一年間の留学を通し、僕は大切なことを山ほど学んだと思います。フランス語の向上だけでなく、物事の考え方や表現の仕方の違い、外国語という壁を越え、気持ちを共有できる喜び、多くの人に支えられていること、粘り強く継続することの大切さなど、挙げていくときりがありません。本当に充実した1年間でした。ベルギービールを片手にたくさんの友達と笑いあったこともいい思い出です。

2011年2期出発

ボルドー第3大学 M.S.さん

フランスでフランス語を学びたい。そんな気持ちから留学を決意しました。今も、きっとこれから先も、この決断は間違っていなかったと胸を張って言えます。フランス南西部に位置するボルドーは、赤ワインの生産で有名で、歴史的な風景が数多く残る街でもあります。また大学がいくつか集中しているので、世界中から多くの学生が学びに来ています。
留学生活で特に思ったのは、何事も会話から始まるということです。その場合、間違った文法でも、上手く伝えられなくてもいいのです。伝えようとする気持ちが大切だと思います。私は現地で異なった文化、宗教、政治で育ってきた人々と出会いました。彼らと(ワインでも飲みながら)話してみることで、自分の知らなかった世界や、思いもよらない考え方を知り、自分の視野がいかに狭かったか気付かされました。そこでの出会いは私の何よりの宝物です。
最後にこれから出発する学生にアドバイスするなら、日本に関する知識を増やしておくことをお勧めします。海外で
は日本に興味を持つ人がたくさんいます。その人たちに日本代表として、良いところも悪いところもおしえられるように準備しておくと、会話もより弾むと思います。

2010年1期出発

カーン大学 M.T.さん

留学とは、語学を習得するだけのものではありません。日本では出会うことのできない様々な人との出会いを通し、学ぶことは無限にあります。
一般的に、フランス人は議論好きだと思います。議論をするには、自分の意見を持っていることが前提であり、その話題の背景、事実などを知っている必要があります。また、国民性による価値観の違いや、育った環境や文化が背景となる考え方の違いを感じることは多くありました。これには、刺激を受けました。自分の知識不足などから、最初の頃は議論に参加しているとは決して言えなかった私も、帰国前には、このフランス流の議論文化にもようやく慣れたと実感しました。今では議論することが楽しいとすら感じています。
これから留学を考えている皆さん、留学の準備段階では、語学に力を入れるのはもちろんですが、身近なことに興味を持ちたくさんのものに触れて知識を増やすように心がけてください。また、日本人である以上、間違いなく日本のことも聞かれます。当たり前だと思っている日本の文化や習慣、歴史について説明することができますか。現地での限られた時間を有効に使うためにも、今が大切です。留学はもう始まっています。

2010年1期出発

ブリュッセル外国語大学 K.M.さん

私は2010年の2月から約5ヵ月間、ベルギーの首都であるブリュッセルに交換留学させて頂きました。現地では語学学校と大学に通い、語学学校の授業はほとんど既に勉強したことの復習でしたが、授業のやり方も違えばもちろん全てフランス語だったので、最初はとても苦労しました。しかし先生にもクラスメイトにも恵まれていたので、毎日学校に行くのが楽しみで仕方なかったです。大学での授業は本当に難しくて理解することに毎回必死になっていました。そのおかげで、最初の頃は何処に行くにも何をするにも手放せなかった辞書を持ち歩かなくなり、自分の語学力にも自信がつきました。帰国後に学科の先生から、「あなた、すごく成長したわね!」と言われた時の嬉しさは今でも忘れません。また勉強面だけではなく、たくさんの人と出会い、色んな世界観や価値観を知って私自身が人間として前よりも成長できた気がします。私は成績が悪いし留学なんて無理!と思っていたけど、留学したいという強い気持ちと最後まで諦めない気持ちを持ち続けて本当に良かったと思います。みなさんも自分を信じて、留学という夢を叶えて下さい。そしてそこからまた新しい夢が生まれますように!