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2013年度


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8月3日~26日 第6回夏期海外研修

2013年度ベルギー夏期海外研修報告(期間:平成25年8月3日〜26日)

今夏のベルギー研修にはフランス語学科2年次生19名、英米語学科生2名が参加しました。ここでは本研修について報告します。
平成25年8月3日(土)、セントレア(中部国際空港)からヘルシンキ、パリ経由にて同日夜、ブリュッセルに到着。現地で研修をコーディネートしてくださるブリュッセル外国語大学の渡邊先生が出迎えて下さいました。翌日には長旅の疲れも見せず、さっそくブリュセッル市内を観光するなど、この地での3週間に及ぶ生活に期待を膨らましている様子でした。
その翌日から、ブリュッセル外国語大学のキャンパス内での語学研修が本格的に始まりました。宿泊するアパートメント・ホテルからはトラムに乗って通学します。授業は二クラスに分かれ、週末以外毎日開講されますが、会話や文法に留まらず、世界文化遺産の「オルタ美術館」に代表されるアール・ヌーボーやアール・デコについてもフランス語で解説されるなど、少々専門的な内容にも及びます。さらには授業の一環として王立美術館、王宮、楽器博物館など、ベルギーに特徴的な施設を見学するといった、文化や歴史の香りのする教養を重視した研修内容が印象的でした。
週末を利用してブリュージュゲントアルデンヌを訪問、中世に栄えた街を目の当たりにすることができましたし、研修の後半にはロンドンやパリへも足を運び同じヨーロッパ内でも地域によって大きく異なる文化、社会を自らの目で確かめる貴重な機会を得たように思われます。  
研修後に行ったアンケート調査では、この3週間の研修の成果として「自分のフランス語が通じず、悔しい思いをしたのでもっと勉強したい」「3カ国まわったことで視野がさらに広がった」、といったポジティブな意見が見受けられました。実際に参加した学生のフランス語学習の動機づけはかなり強まったようです。フランス語、フラマン語(オランダ語)、ドイツ語という三つの公用語を軸に地域が大きく分かれているベルギーで過ごした経験が、今後、人としての成長に繋がっていくことを期待しています。
なお本研修の実施にあたり、JASSO(日本学生支援機構)の平成25年度留学生交流支援制度(短期派遣)より奨学金をいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。 

ブリュッセルのグランプラス


2月12日~3月10日 第23回春期海外研修

地中海研修センター(CMEF)にて

今年度はフランス語学科1年次生18名2年次生3名合計21名が春期海外研修に参加しました。前半のパリ日程では、ルーブル美術館やモン=サン=ミッシェル、ヴェルサイユ宮殿を観光し、卒業生が働いているレストランで昼食を取りました。その後、南仏のカップダイユにある地中海研修センター(CMEF)へ行き、3週間の語学研修と様々なエクスカーションをして過ごしました。研修中の授業時間は60時間とされており、午前に文法、午後に会話の授業があります。センターにはイタリア人やアメリカ人の団体も来ていました。今年は例年以上に他校との交流が多く、食事中や休憩中も常に彼らと同席してとても友好的な雰囲気でした

地中海沿いを散策

また2012年度から始まった異文化交流会を今年も行うことになり、学生たちは授業中に発表の準備をしました。日本の四季、お祭り、食文化、スポーツ、伝統芸能、JPOPなどをパワーポイントで紹介し、交流会に参加していたイタリア人学生がとても熱心に私たちの発表を聞いていました。発表後にはDégustation(試食)の時間を設け、お味噌汁や和菓子、お抹茶などを振る舞ったのですが、予想以上にお味噌汁が好評でした。書道や折り紙を紹介した際には、イタリア人の名前をカタカナや漢字で書いたり、折り紙の折り方を教えるなど、多岐に渡って交流が深まり、今年も大成功を収めた研修となりました。

授業風景

授業風景

カフェテリアにて

イタリア人学生とともに