グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  海外研修 >  2012年度

2012年度


このエントリーをはてなブックマークに追加

8月4日~8月27日 第5回夏期海外研修

フランス語学科主催の第5回ブリュッセル夏期海外短期研修が行われ、フランス語学科2年次生11名が参加しました。ここでは本研修について報告したいと思います。
 セントレア(中部国際空港)を8月4日(土)にフィンエアーで発ち、ヘルシンキ経由で同日夕方、ブリュッセル国際空港に到着。現地で研修をコーディネートしてくださるブリュッセル外国語大学の渡辺先生が出迎えて下さいました。学生たちは空港内のスーパーで、必要な品物を自分で買うこととなり、最初こそ戸惑い気味でしたが、全員がフランス語でスムーズに買い物ができた様子。我々引率教員も少し安心しました。翌日はブリュセルの市内観光。長旅の疲れも見せず、朝から夕方まで街をくまなく歩き回る姿に、「若いって素晴らしい!」と感心せざるを得ませんでした。

 その次の日から、ブリュッセル外国語大学のキャンパス内での語学研修が本格的に始まりました。授業は週末以外毎日行われ、例えば、世界遺産に登録されている「オルタ美術館」とアール・ヌーボーについての解説、といった内容。簡単な会話や文法だけでなく、文化や歴史の香りのする授業はとても印象的でした。こうした授業以外でも、朝食の食材の買い出しや、昼食を自分たちだけで取るなど、フランス語が溢れる生活空間の中で刺激的な毎日を過ごしたようです。また、ブリュッセルで日本語を学ぶベルギー人学生との交流会や、授業を担当してくださったドゥトレ先生とも見学や食事を共にして親睦を深めることができました。

 今年のブリュッセルは朝夕の気温は低かったものの、日中は天候に恵まれたこともあり、授業の合間には、EU評議会、王宮、王立美術館、楽器博物館などベルギーならではの施設を見学、さらに週末を利用してブリュージュ、ゲント、アルデンヌ等を訪ね、中世に栄えた街を目の当たりにすることができました。また、ロンドンパリへも足を運び、同じヨーロッパ内でも地域によって大きく異なる文化、社会を自らの目で確かめる貴重な機会を得たように思われます。学生からは、この3週間の研修の中で、「歴史を知りたいと思うようになった」、「フランス語を話す自信がついた」、「自分の弱点が分かった」等という声が届いていることからも、本研修が有意義なものであったことがうかがわれます。

2月13日~3月11日 第22回春期海外研修

ベルサイユ宮殿前にて

モン=サン=ミシェルを背に

春の研修(2月13日~3月11日)は、フランス語学科の1、2年生24名が参加しました。
ヴェルサイユ宮殿モン=サン=ミシェルの見学を含む3泊4日のパリ日程の後、フランスの高速列車TGVでニースに向かい、そこから南フランスのカップ・ダイユという海辺の町にある地中海研究センター(CMEF)へ移動しました。センターでは、実用性を重視したフランス語の授業を受けると共に、課外でマントンやニース、モナコ、イタリアのサン・レモとインペリアを訪れ、美術館や博物館、カーニヴァルなどの見学をする機会もありました。また、センター内でもお菓子作りや、ダンスパーティー、イタリアやスペインなどから来ている研修生達との文化交流のイベントなどがあり、大いに盛り上がりました。残念ながら、今年は寒い上にお天気に恵まれない日が多かったのですが、有意義な研修でした。

ニースのレモン祭りにて

地中海研究センター(CMEF)での朝食

南仏の海岸にて