フランスウィーク2019を
開催しました
　　　　─11月5日(火)～11月12日(火)─
【講演会】「もうひとつの『異邦人』─ムルソー再捜査　作家カメル・ダーウド講演会」
　　アリアンス・フランセーズ愛知との共同企画による講演会は、作家のカメル・ダーウド氏と李琴峰氏(ゲスト)をお迎えし、例年同様、大変充実した催しとなりました。本講演会については、同ホームページの報告記事をご参照ください。

【フランス語寸劇コンクール】４月からフランス語を学んでいるフランス語学科1年生全員が18のグループに分かれ、自分達で創作した寸劇を披露しました。学生達の工夫を凝らした熱演ぶりに、会場から大きな拍手が沸き起こっていました。審査の結果、１位のグループには、フレンチレストラン・ランチ券、２位と3位には、図書カード、これ以外に、学生達の投票による「学生賞」を獲得したグループには、フランスのお菓子が贈呈されました。

【フランス語弁論大会】一次審査通過者を中心に計16名(うち2名のみ３年生で残りは4年生)が、主にフランス語圏での留学経験を踏まえ、社会・文化・倫理の分野にわたる多様なテーマで主張を展開しました。また、審査の間、寸劇コンクールの1位～3位入賞者による寸劇が披露されました。
大会の優勝者(フランス語学科4年の松尾君)には、パリ-名古屋往復航空券(在日フランス大使館後援・ANA協賛による）と図書カード 3000円分、2位(同４年大橋さん)には、アリアンス・フランセーズ愛知でのフランス語講座6か月分受講券と図書カード2000円分、３位(同4年冨田さん)には、アリアンスのクリスマスパーティーペア招待券と図書カード 1000円分、審査員特別賞(アリアンス・フランセーズ愛知館長による)受賞者(同４年加藤君)には、アリアンスのガレット・デ・ロワパーティーペア招待券がそれぞれ贈呈されました。
アリアンス・フランスセーズ愛知の協力・協賛に加え、今年は、フランス大使館の後援とANAの協賛も得ることができましたことを、学科一同心より感謝申し上げます。

【映画上映会】ジャック・ドゥミー監督の『モン・パリ』(1973年)を、解説(担当小山)付きで上映しました。初回の『シェルブールの雨傘』、昨年の『星の王子さま』(舞台)に続き、今回で3回目となりました。「もし、男性が妊娠したら…」というテーマのこの映画は、マタハラが問題になっている日本では、今も十分現代的だと言えるでしょう。

【書籍展示】「文法・読解・作文・会話・実用・仏検対策」と「仏和対訳書」を「フランス語学習に役立つおすすめ図書」として、約30点、館内のPlus Xコーナーに展示しました。仏検対策書も、最新の2019年度版が配架されました。今後も引き続き学習に役立てて欲しいと思います。

【ランチタイムミュージック】コミュニケーションプラザにて、シャンソンのクラシックの名曲から新しいシャンソンまで、CDアルバムを楽しみました。最終日は、映画『モン・パリ』で映画の主題歌を歌ったミレイユ・マチューの歌声が流れました。

【食を楽しむ】日替わりのフランス風料理(食堂)や、バゲットのサンドイッチとフランス風パン(コミプラ)、ガレットの移動販売もあり、食でフランスウィークを楽しみました。

以上、フランスウィーク開催にご協力いただいた、学生課・中央図書館の関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。(文責：小山)