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フランスウィークス


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2018年10月30日(火)~11月30日(金)
フランスウィークス2018を開催しました!


名古屋外国語大学創立30周年記念事業の一環として、学科創設30周年を迎えたフランス語学科は、学生課や図書館などの協力も得て、約1か月間にわたり、全学でフランスウィークスを開催しました。

【講演会】11月5日、『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』でルノド賞を受賞したフランス人作家オリヴィエ・ゲーズさんと、特別ゲストとして、731部隊についての著書で知られているジャーナリストの西里扶甬子さんをお迎えして、対談形式による講演会(通訳は伊藤達也先生)を開催しました。11月28日には、「世界の文豪シリーズ」の第3回目、「プルースト:『失われた時を求めて』─主人公<私>の無名性説をめぐって─」と題して、林良児フランス語学科長が講演をされました。いずれも、学外からの参加者も目立ち、30周年記念事業のメインイベントにふさわしい講演でした。

【フランス語弁論大会】11月6日開催の留学帰国生によるフランス語弁論大会は、約30名の中から予備審査を経て選ばれた14名が、自身の留学体験をもとに、自身で考えたことを発表しました。昨年以上に留学の成果が大いに感じられる有意義な内容で、留学を考えている後輩達も熱心に聞き入っていました。また、アリアンスフランセーズ愛知のサルヴァン館長を特別審査員としてお招きし、厳正な審査が行われました。入賞者3名には、賞状の他、学科からの図書券に加え、アリアンスフランセーズ愛知より、クリスマスパーティーなどのイベントへの招待券が贈られました。

【フランス語寸劇コンクール】10月30日のフランス語学科1年生全員による寸劇コンクールでは、フランス人教員の指導を受けた学生達が、グループごとにその練習成果を披露しました。女優を目指してもおかしくない程、見事な演技で光った学生もいました。15グループの内入賞した上位3グループには、フランス料理店のランチ招待券や図書券などが学科より贈られました。

【上映会】11月23日、フランスのギィ・グラヴィス劇団による日本公演の舞台『星の王子さま』の貴重な映像を学内限定で上映しました。フランス語学科の日本人教員による解説に始まり、上映後は、脚本と演出を手掛けたジャック・アルドゥアン氏の貴重なインタビュー映像も紹介されました。参加者には、トリコロールをあしらった、おしゃれなクリアファイル(学生課特製)が解説資料と共に提供されました。

【図書の展示】図書館1階のPlus Xコーナーにて、仏和対訳書、文法・購読の参考書、最新の仏検対策参考書など「フランス語学習に役立つおすすめ図書選」を展示しました。対象図書一覧をフランス語学科生はもちろん、複言語としてフランス語を学ぶ学生達に配布するとともに、図書館にもリストを多数用意したことで、学生達の関心を大いに高めることができました。

【ランチタイムミュージック】土日を除く原則毎日、コミプラでは、曜日ごとにシャンソン、ドビュッシー名曲集、イージーリスニング、ラヴェルやサティなどのクラシック音楽を、CDアルバムで提供し、優雅なランチタイムを演出しました。週2回のシャンソンについては、『愛の賛歌』や『枯葉』などのスタンダードナンバーから、ブルターニュ地方のシャンソン、現代のフレンチポップまでフランス人教員達が編集し、バラエティーに富んだ曲を楽しむことができました。

【食で楽しむフランス】クレープやガレット(そば粉のクレープ)などの移動販売は、今年も好評でした。この他、牛肉のロベール風などの料理、バゲットのサンドイッチ、クロワッサンや菓子パンの数々など、学食や売店でも、学生達がフランスを味わい、楽しみました。

以上、昨年の「フランスウィーク」を引き継ぎ、30周年記念の特別企画「フランスウィークス」は好評のうちに幕を閉じました。
最後になりましたが、イベント開催のために、ご尽力くださった関係者の皆様に、学科一同心より感謝申し上げます。