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地方上級公務員 (愛知県庁)


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誰もが暮らしやすい社会を実現するために。
グローバルな視点で県政に取り組みたい。

2011年度 卒業:野入 花菜さん

フランスをはじめ各国の行政や法整備を学び、公職へ具体的な目標が決まった。

安定した責任ある仕事を持ち、長く働き続けたい。高校時代から公務員への興味を持っていました。しかし具体的な職種まではイメージできず、大学では興味のある国際分野を徹底的に学ぼうと考えました。フランス語学科を選んだのは、英語とは別の言語を身につけたいと思ったからです。授業では、発音や文法といったスキルはもちろん、フランスの文化経済ビジネスも学びました。しかもただ知識を得るだけでなく、そのテーマをいろいろな角度から分析して自分の意見を発表したり、議論を重ねたり。最初は、学科の学びと公務員試験は別物と考えていましたが、そうした学習を通して次第に国ごとの行政や法整備に関心が高まり、自分のめざす方向性が固まっていきました

1日7時間に及ぶ公務員試験対策。そのなかで時間をつくりベルギー留学も実現。

公務員試験は科目が非常に多いので、勉強も長期戦になります。私は大学の授業の両立も考え、スクールなどには通わず独学で頑張ろうと決意し、1年次に4年間の大まかなスケジュールを立てました。勉強法は、過去問題集を解き、間違えた箇所は納得できるまで資料を調べる。その繰り返しです。スパートをかけた3年次からは、1日7時間ほど勉強しました。そんな生活のなかでも、時間をやりくりして3年次の夏休みにはベルギーへの留学を実現。日本語が全く通じない環境のなかでフランス語を磨き、異文化に身を置く体験は刺激的でしたし、何より自分が“外国人”の立場に立つことで、その心細さや不便さを、身をもって理解することができました

身につけた国際教養をよりよい社の基盤づくりに活かしたい。

公務員採用試験が始まるのは5月。キャリアサポートセンターには自己PRの書類をチェックしてもらうなど、試験勉強の合間に活用するようにしていました。また面接や論文の試験では学科の学びが役立ちました。なぜなら、グループディスカッションや面接で問われるテーマは国際社会にかかわるものが多く、授業やゼミナールでもよく議論にのぼった内容だったからです。論文で必要な構成力や文章力は、ライティングの授業で鍛えられました。難関試験を突破できたのは名古屋外大で学んだからこそだと感じます。世界的なメーカーが集結し、グローバルなビジネスや外国人の雇用も活発な愛知県。今後は身につけた国際教養を政策立案や行政サービスに活かしながら、愛知県で暮らす人、働く人に貢献したいと考えております。