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ホーム > 現代国際学特殊講義 > 現代国際学特殊講義A > 現代国際学特殊講義A 2016年度1期 > 第10回 「伝統芸能は「今」を生きているか?」

第10回 「伝統芸能は「今」を生きているか?」



作家 竹田 真砂子 先生

作家
竹田 真砂子 先生

今回の講義では、知っているようで知らなかったことを学ぶことができたように感じました。私は日本語学科生で、日本文化の授業で、最近「歌舞伎」や「能」について学習したばかりでしたが、伝統文化と伝承文化というカテゴリーの違いについてや、伝統芸能が世界遺産として登録されていることなどを今日初めて知り、日ごろの授業内容をさらに深く学べた気がしました。そして、私が大事だと思ったことの1つである「日本の文化を知らずに対等な国際交流はできない」という先生のお言葉は私にとって日々の学習の励みになりました。さらにもう1つの「物事の結論は私たち自身が考える」ということについて、まさにこれが「日本文化」の最大の魅力であり武器なんだと思いました。日本人の私たちでも、すぐには理解できないことが多いですが、日本文化には私たちが想像できる「余地」があるからこそ、伝統芸能として1000年の時を超え今なお進化し続け、心を揺さぶるものがあるんだなということをとても感じました。とても興味深い講義でした。
日本語学科 矢澤佳苗

私の地元には「でこ人形」と呼ばれる、おそらく文楽の一種の芸能があります。地元の小学生は、総合学習の時間にその歴史やしくみを勉強し、最後には自分たちで人形を作ってクラスで人形劇を発表します。その授業の中で見た、顔の豹変する恐い人形や三人で一体の人形を動かす難しさを思い出しました。このように地域の人などのアマチュアにより伝わる、昔の型のまま残っている芸能を「伝承文化」ということを初めて知りました。これらの「伝承文化」がプロによる「伝統文化」の基盤となっていると聞くと、自分も日本文化の担い手の一人だと思い感慨深かったです。地方の過疎化・少子化が進む中で、次世代が伝承文化に触れる機会が減っています。実際、私の地元のお祭りでの舞は子供がいないため今年から中止になってしまいました。しかし、小さなころに身近な伝承文化に触れることで、大人になった時に伝統文化に通じることができます。文楽の子ども向け作品などは、日本文化がより多くの人に窓口を広げる機会となり素晴らしいと思いました。
国際教養学科 中川琴音