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大学概要

学長メッセージ(教育目標)

自己を知り、他者を知り、国境を越えて堂々と自己表現できる人材へ。
本学学長 水谷 修からのメッセージをご紹介します。


本学の教育目標

水谷 修学長

本学の教育目標の中心にあるのは、激しく進む国際化の進展の中で、人々のために力を尽くすことのできる優れた人材を育成することにあります。国際化する社会の中で貢献できる能力には2つの側面が存在します。一つは、外国の言語・文化・社会により広く、より深い知識を求め、かつその中に溶け込んでいけるコミュニケーション能力を身につけていくことです。いま一つは、外国の人たちに与えて喜んでもらえる知識や行動能力を持つことです。相手に役立つ情報を持っていなければ意義のある会話さえ成り立たないわけです。国際化社会で役立つ本当の力は高く深い外国への関心と自分自身を支えている文化を足もとから見つめ直すことから始まるのだと言えます。
学習活動に一番大切なことは、一人ひとりの学生の能力や資質や夢に、最適な教育を提供することだと思っております。その能力の基盤としてあるのが、日々使い続けてきた日本語であり、暮らし、親しみ続けてきた地域の風土や文化です。外国語を学ぶ前に、このことを確認しなおすことが必要です。自分の持っている力を強化し、相手に意識できる情報にまで構築していく訓練は“基礎ゼミ”のクラスからスタートすることになります。

目的意識を持って言葉が使えるということも大切です。最終的に、本学で学んで身につく語学力は、「議論ができること」であり、「相手を激励することができること」です。これまでの語学学習というのは、何かの問いに対して、答えることができる、ということが求められていました。しかし、大切なのは勇気を持って問題に立ち向かうこと、社会の役に立つ力となる気概を持つことです。そのためにも「自信」が必要なのです。それを身につけるにはまず動くことです。違う文化を持っている人と付き合うことが、その文化を理解し、さらに交流・共生へのきっかけとなる、ということだと思います。この力は、本学の“Power Up Tutorial”の授業で確実にスタートを切ることになるでしょう。
日本を飛び出して世界を経験するというのは、自分を見つめ直す上で、非常に役立ちます。本学では留学制度をさらに充実させようという計画があります。 それは、留学期間を2年間とする新しい制度です。日本の語学教育はつねに受け身でした。それでは積極性が育ちません。人の役に立つという発想は、こういう受け身の教育の中からは生まれてきません。自ら情報を発信していく人間を育てるための、新しい留学制度であると自信を持っています。他の大学に先駆けて、できる大学がやらなければならない、そういう使命があると私たちは思っております。
人間の生き方に対する反省、相手に対する思いやり、痛みがわかること、人の役に立てる何か。それがあって、初めて言葉であり、コミュニケーションなのです。私たちは世界に向かって堂々と自分を表現できる人間を育てるため、あえてじっくりと手間をかけ、時間をかけて、これからも一人ひとりの学生と向き合っていきたいと思っております。

世界の友を招き、教え、学んでもらうという指針も大学の教育・研究の重要な柱です。本学の教員には 140名のネイティブスピーカーがいます。これは語学教育に携わる教員の60%に当たります。その国の言語、その国の文化をその国の人から直接学ぶということは国際化に対応できる能力育成の原点となります。現在11か国59の大学と大学間交流協定を結び、それを基盤として留学生を受け入れ、日本語比較文化の学習を日本語教育センターを中心にして実施していますが、その中では留学生一人ひとりについて、この学生は何を勉強すべきか、この留学生自身が将来どう生きるか、その母国の中でどう活躍できるか、などということを大切にし、様々なプログラムを通し教育活動を進めています。


語学を学ぶことは、ひとを学ぶことにつながります。
名古屋外国語大学は、みなさんにとってチャレンジできる場でありたいと考えています。


夢を実現させるための環境を提供し、
課題発見力・解決力を身につけ世界と向き合える力を養い、高めていきます。


知識としての語学だけではなく、
コミュニケーション能力のある発信型の語学力の養成を目指します。