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10月17日「国際シンポジウム 日中大学生討論会」を開催しました



 去る2015年(平成27年)10月17日(土)に、名古屋外国語大学・名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター・日中友好99人委員会の主催により、国際シンポジウム「日中大学生討論会」を名古屋市中区名古屋ガーデンパレスにおいて213名の参加者を得て開催しました。このシンポジウムに参加した日中双方の8名の学生たちは討論を経て「日中大学生名古屋宣言」を発表し、稔り多い成果をおさめました。

趣旨

学長開会の挨拶

会場の様子

このシンポジウムは、日本と中国の両国をめぐる情勢を踏まえ、米中接近と日中国交回復を促進したピンポン外交発祥の地である名古屋において、次代を担う両国の若者が一堂に会し、率直に両国関係の諸課題に関する意見を述べ合い、お互いの一致点を見出して、「日中大学生名古屋宣言」を公表することを目指して計画したものです。この趣旨に賛同して次のように共催、後援、協賛をいただきました。

 共 催  中国国際友人研究会 日中文化協会 東海日中関係学会 中日新聞社
 後 援  外務省 文部科学省 中国大使館・駐名古屋中国総領事館 愛知県
       愛知県日中友好協会 岐阜県日中友好協会 日本日中関係学会
 協 賛  一般社団法人国際ビジネス交流協会 愛知電設株式会社

プログラム概略

このシンポジウムは、午前9時30分開会で、午前の部と午後の部によって構成されています。プログラム自体は、下記に掲げてあります。当日の開催状況は、概略、次のとおりです。
午前の部は、冒頭に愛知県製作の広報映画「ピンポン外交記念モニュメント」を上映し、1971年(昭和46年)に愛知県名古屋市で行われた第31回世界卓球選手権をきっかけに、中国と米国が急速に接近し、さらに日本との国交正常化につながったという歴史的に大きな意義を有したことを紹介しました。

馬燦栄 会長

開会行事では、主催者を代表して、名古屋外国語大学・ワールドリベラルアーツセンターは亀山郁夫学長・同センター長、日中友好99人委員会は秋岡家榮代表、さらに共催者を代表して中国国際友人研究会馬燦栄会長から、それぞれ日中友好の重要性やこのシンポジウムの意義等についての挨拶がありました。続いて、ご来賓の中国駐名古屋総領事葛広彪氏、愛知県政策企画局国際課課長補佐の木俣功年氏の紹介がありました。さらに、日進市萩野幸三市長、名古屋大学松尾清一総長、同済大学アジア太平洋研究センター蔡建国センター長、日本日中関係学会宮本雄二会長からの祝電が披露されました。
午前の部の大きなポイントである基調講演は、前中国大使の丹羽宇一郎氏の「アジアと世界における日中関係の在り方」です。客観的データを踏まえた現状分析による説得力のあるご講演であり、若者たちが、官民を動かすような日中交流の力となることを期待を込めて語られました。続いて、王泰平氏(元駐大阪総領事)・谷口誠氏(元国連大使)両氏による論点報告「日中関係の課題と提案」で、豊富なご経験を踏まえて日中間の今後に対するご提言をいただきました。

丹羽宇一郎氏と亀山学長

午後の部は、鈴木孝昌氏(中日新聞編集局次長)・呉従勇氏(元中国駐バーレン大使)両氏のコーディネーターによって、日本側は東京外国語大学、早稲田大学、名古屋大学、名古屋外国語大学、中国側は北京外国語大学、天津外国語大学、复旦大学、同済大学の学生8名が討論会を行いました。前半は日中両国関係の諸課題に関する意見を率直に述べ合いました。後半は、早稲田大学の渡辺航平さんの日中友好フリーハグの活動報告から始まり、若者の立場から建設的な日中友好の大切さとその展開や課題を話し合いました。

そして、全員が共通理解を図ってその一致点を「日中大学生名古屋宣言」(プログラムの次に掲載)として公表しました。そして依田憙家氏(早稲田大学名誉教授)と呉従勇氏にシンポジウム全体を総括して日中関係の今後に向けての建設的なご発言をいただきました。

中国代表4名

斯 江统 (天津外国語大学)

日本代表4名

石坂 俊男 (名古屋外国語大学)

なお、マリンバ演奏には、始めに日中友好99人委員会の秋岡家榮代表もマレットを持って演奏に加わり、続く武田桂子さん、奥村律子さんの演奏によって、会場内が日中の文化交流の友好ムードに包まれました。

マリンバ演奏

玉井副学長

 閉会の挨拶は、名古屋外国語大学の玉井俊紀副学長・現代国際学部長から、このシンポジウム開催に当たって、ご出演いただいた方々やご支援ご協力いただいた関係の各官庁、関係団体等に謝意を表すとともに、日本と中国双方の若者の皆さんが懸け橋となって日中の友好改善が進んでいくことを期待したい旨を強調しました。

プログラム(敬称略)

1 開会( 9:30)
  主催者挨拶
名古屋外国語大学長・ワールドリベラルアーツセンター長        亀山 郁夫
日中友好99人委員会代表                      秋岡 家榮
共催者挨拶
中国国際友人研究会会長                      馬  燦栄
来賓紹介
中国駐名古屋総領事館                       葛  広彪
愛知県政策企画局国際課課長補佐                   木俣 功年
祝電披露
2 基調講演 「アジアと世界における日中関係の在り方」(10:00)
前中華人民共和国駐箚特命全権大使・前伊藤忠商事会長         丹羽 宇一郎
3 論点報告 「日中関係の課題と提案」(11:00)
元大阪総領事                           王  泰平
元国連大使                             谷口  誠
4 学生討論 「日中の若者はどう思うか」(13:15)
コーディネーター
中日新聞編集局次長・元中国総局長                 鈴木 孝昌
中国国際友人研究会副会長・元中国駐バーレーン大使         呉  従勇
  
学生 日中双方各4名
東京外国語大学外国語学部中国語学科4年              外山 一成
早稲田大学法学部4年                       渡辺 航平
名古屋大学情報文化学部3年                    石和 宗右
名古屋外国語大学外国語学部中国語学科4年             石坂 俊男
北京外国語大学日本語学科4年                    郑  吉诗
天津外国語大学日本語学院国際ビジネス専攻3年            斯  江统
复旦大学外国言語文学学院日本語・文学専攻4年            夏  天暉
同済大学政治・国際関係学院国際関係論修士課程           王  栄凱
 
 ※ マリンバ演奏  
マリンバ北星会(北原千鳥代表)「春の海」他2曲(16:00)      武田 桂子、奥村 律子
特別参加 「旅愁」                         秋岡 家榮

5 日中大学生名古屋宣言(16:20)
北京外国語大学日本語学科4年                   郑  吉诗
名古屋外国語大学外国語学部中国語学科4年             石坂 俊男
6 総括
早稲田大学名誉教授                        依田 憙家
元中国駐バーレーン大使                      呉  従勇
7 閉会
閉会の挨拶
名古屋外国語大学副学長兼現代国際学部長             玉井 俊紀

日中大学生名古屋宣言

私たち日中両国の8大学の代表学生8名は本日、米中接近と日中国交正常化を促進した“ピンポン外交”発祥地の日本国名古屋市に集まり、討論会を行いました。日中関係の現状と未来について、お互いに率直な意見を出し合い、理解を深めることができました。その結果として、日中関係の未来に向けて以下のことを宣言します。

一、私たちは、平和で健全な日中関係を築くことが、日中両国の安定的な発展のために重要であるという共通認識に達しました。

二、日中両国間には複数の問題をめぐって不信感が生じていますが、日中両国とその国民は一方的に相手を判断することなく、客観的に相手を認識することが重要です。

三、そのために、日中両国は様々なレベルでの交流が必要であり、特に若者が果たす役割は大きいと考えます。私たちは、若い世代の交流を拡大するために努力し、日中関係の改善のために寄与することを誓います。

2015年10月17日 国際シンポジウム「日中大学生討論会」

日中8大学 学生代表8名

・東京外国語大学 外山 一成
・早稲田大学 渡辺 航平
・名古屋大学 石和 宗右
・名古屋外国語大学 石坂 俊男
・北京外国語大学 郑  吉诗
・天津外国語大学 斯  江统
・复旦大学 夏  天暉
・同済大学 王  栄凱



「日中大学生討論会に参加して」名古屋外国語大学代表 石坂俊男さんより
>>中国語学科運営サイトへ(別ウィンドウで開きます)

「日中関係の未来を共創する 両国元外交官・大学生の提言」が出版されました

国際シンポジウム「日中大学生討論会」の内容が、「日中関係の未来を共創する 両国元外交官・大学生の提言」(かもがわ出版)として出版されました。
下記より、詳細をご覧いただけます。

「日中関係の未来を共創する 両国元外交官・大学生の提言」が出版されました

下記リンクより、チラシをご覧いただけます。

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