2008年度
4月3~4日 フレッシュマンキャンプ
4月3日(火)4日(水)にフランス語学科の新入生とフレッシュマンキャンプに行ってきました。
フランス語学科の教員紹介をしたあとレクリエーションを行い、グループでフランスやフランス語に関するクイズを解いていくといった内容でした。中には発音の問題もありフランス人の先生方に指導してもらいながら熱心に発音練習をしていました。
フランス料理のテーブルマナー講座を兼ねた夕食のあと、フランス語学科卒業生による体験談をお話してもらいました。先輩達の学生時代の留学経験の話や学校生活、就職についてなど盛りだくさんのお話に熱心に耳を傾け、最後にはたくさんの質問を先輩達に投げかけていました。
フランス語学科の教員紹介をしたあとレクリエーションを行い、グループでフランスやフランス語に関するクイズを解いていくといった内容でした。中には発音の問題もありフランス人の先生方に指導してもらいながら熱心に発音練習をしていました。
フランス料理のテーブルマナー講座を兼ねた夕食のあと、フランス語学科卒業生による体験談をお話してもらいました。先輩達の学生時代の留学経験の話や学校生活、就職についてなど盛りだくさんのお話に熱心に耳を傾け、最後にはたくさんの質問を先輩達に投げかけていました。
夕食 フランス料理
卒業生による体験談
5月14日 プロヴァンス大学教授訪問と茶話会
5月14日(水)本校フランス語学科の提携校であるプロヴァンス大学の先生方、ジャン=クロード・アブリック氏(Monsieur Jean-Claude ABRIC)、アンドレ・デルテーユ氏(Monsieur André DELTEIL)、アミラ・ケラフ氏(Madame Amira KHELLAF)が来訪されました。
12時半ごろに来校され、水谷学長との面会、キャンパス見学、今後の提携の進め方について真剣な討議のあと、フランス語学科教員主催の茶話会に出席されました。多忙なスケジュールでしたが、お茶とケーキを交えた座談会をしばし楽しまれ本学科とプロヴァンス大学のより活発な交流が約束されました。
12時半ごろに来校され、水谷学長との面会、キャンパス見学、今後の提携の進め方について真剣な討議のあと、フランス語学科教員主催の茶話会に出席されました。多忙なスケジュールでしたが、お茶とケーキを交えた座談会をしばし楽しまれ本学科とプロヴァンス大学のより活発な交流が約束されました。
5月29日 講演会 「外国語としての日本語教育、フランス語教育」
5月29日(木)、講師として日本語学科教授である尾崎明人先生、フランス語学科招聘講師のソフィ・カレ先生、コーディネーター及び通訳としてフランス語学科准教授の伊藤達也先生の協力で講演会を開催しました。
尾崎先生は「外国語としての日本語教育」、カレ先生には「Français Langue Etrangère―外国語としてのフランス語教育」と題し、講演をしていただきました。
大変多くの学生、また先生方が聴講し、興味深い話に感銘を受けました。最後の質疑応答でもたくさんの質問が飛び交い、時間不足を惜しみつつ講演会を終えました。
● 演題 ● 「外国語としての日本語教育」
「Français Langue Etrangère―外国語としてのフランス語教育」
● 講師 ● 尾崎 明人 先生(本学日本語学科教授)、ソフィ・カレ先生(本学科招聘講師)
● コーディネーターおよび通訳 ● 伊藤 達也 先生(本学科准教授)
尾崎先生は「外国語としての日本語教育」、カレ先生には「Français Langue Etrangère―外国語としてのフランス語教育」と題し、講演をしていただきました。
大変多くの学生、また先生方が聴講し、興味深い話に感銘を受けました。最後の質疑応答でもたくさんの質問が飛び交い、時間不足を惜しみつつ講演会を終えました。
● 演題 ● 「外国語としての日本語教育」
「Français Langue Etrangère―外国語としてのフランス語教育」
● 講師 ● 尾崎 明人 先生(本学日本語学科教授)、ソフィ・カレ先生(本学科招聘講師)
● コーディネーターおよび通訳 ● 伊藤 達也 先生(本学科准教授)
7月27日~8月19日 第2回夏期海外研修
2008年7月27日から8月19日にかけて、第2回ブリュッセル研修が行われました。
参加したフランス語学科の学生16名は毎日、市内のアパートメントホテルからブリュッセル外国語大学のフランス語キャンパス中の教室までトラムで通って、授業を受けました。
週末は、ベルギー内の旅行(ブリュージュ見学、アルデンヌの城巡り)・ロンドン見学・パリ見学と盛りだくさんの内容で、同じヨーロッパで全く違う環境を見学し、貴重な体験となりました。
夏のブリュッセルは涼しく、過ごしやすい気候です。授業の合間には市内の王立美術館やサンミッシェル教会、オルタのアールヌーボー建築、EU評議会などを見学しました。
ブリュッセルで日本語を学ぶベルギー人学生との交流会も大成功でした。コーディネートしてくださったブリュッセル外国語大学の渡辺先生、授業を担当してくださったデュプレ先生、マリー先生お世話になりました。
最後にはグランプラスの花のカーペットを見て、名物のムール貝とワッフルを食べての謝恩会となりました。
参加したフランス語学科の学生16名は毎日、市内のアパートメントホテルからブリュッセル外国語大学のフランス語キャンパス中の教室までトラムで通って、授業を受けました。
週末は、ベルギー内の旅行(ブリュージュ見学、アルデンヌの城巡り)・ロンドン見学・パリ見学と盛りだくさんの内容で、同じヨーロッパで全く違う環境を見学し、貴重な体験となりました。
夏のブリュッセルは涼しく、過ごしやすい気候です。授業の合間には市内の王立美術館やサンミッシェル教会、オルタのアールヌーボー建築、EU評議会などを見学しました。
ブリュッセルで日本語を学ぶベルギー人学生との交流会も大成功でした。コーディネートしてくださったブリュッセル外国語大学の渡辺先生、授業を担当してくださったデュプレ先生、マリー先生お世話になりました。
最後にはグランプラスの花のカーペットを見て、名物のムール貝とワッフルを食べての謝恩会となりました。
10月13日 講演会 「目からうろこのフランス文学―モーパッサン『首飾り』を読む」
10月13日、外大7号館の大教室で、「目からうろこのフランス文学―モーパッサン『首飾り』を読む」と題して、大阪大学名誉教授で、放送大学大阪学習センター所長の柏木隆雄先生に講演をしていただきました。一般の来聴者の方々も交え、フランス語学科の学生達は、終始和やか雰囲気で貴重な文学講座を受ける機会に恵まれました。非常にお忙しい中、講演をご快諾いただいた柏木先生には、学科一同、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
柏木先生は、19世紀の文豪バルザックの著名な研究者で、1999年には、フランス共和国政府よりパルム・アカデミック勲章を受章されています。今回は、19世紀末、短編小説にその本領を発揮した作家ギ・ド・モーパッサン(Guy de Maupassant)の有名な作品『首飾り』(La Parure)を題材に、文学作品を読み解く面白さを、フランス語の原文も交えながら、具体的且つ説得力をもってお話くださいました。
私達は、とかく作品のストーリーだけに注目しがちですが、登場人物に付けられた名前から描写に出てくる単語の使い方に至るまで、作者があちらこちらに仕掛けを施している点に注目して読むと、作品がずっと面白く読めるということが今回の講演でわかったのではないかと思います。文学作品というと、とっつきにくいという印象を持っている学生の皆さんもいるかと思います。しかし、作者がどんな仕掛けを施しているか、謎解きのようなつもりで作品を読んでみると、読書が楽しくなるはずです。
なお、長編小説を凝縮したような味わいのあるモーパッサンの珠玉の短編作品の数々は、そのほとんどが翻訳されています。そのひとつである『モーパッサン短編集』(全3巻、新潮文庫)は、最近、学科推薦図書として図書館の専用コーナーに並んでいました。又、原文についても、日本で出版された教科書版からフランスで出版された全集まで、図書館に多数取り揃えてありますから、是非、作品をフランス語で読み味わって欲しいと思います。
● 演題 ● 「目からうろこのフランス文学―モーパッサン『首飾り』を読む」
● 講師 ● 柏木 隆雄 先生 (放送大学大阪学習センター所長)
柏木先生は、19世紀の文豪バルザックの著名な研究者で、1999年には、フランス共和国政府よりパルム・アカデミック勲章を受章されています。今回は、19世紀末、短編小説にその本領を発揮した作家ギ・ド・モーパッサン(Guy de Maupassant)の有名な作品『首飾り』(La Parure)を題材に、文学作品を読み解く面白さを、フランス語の原文も交えながら、具体的且つ説得力をもってお話くださいました。
私達は、とかく作品のストーリーだけに注目しがちですが、登場人物に付けられた名前から描写に出てくる単語の使い方に至るまで、作者があちらこちらに仕掛けを施している点に注目して読むと、作品がずっと面白く読めるということが今回の講演でわかったのではないかと思います。文学作品というと、とっつきにくいという印象を持っている学生の皆さんもいるかと思います。しかし、作者がどんな仕掛けを施しているか、謎解きのようなつもりで作品を読んでみると、読書が楽しくなるはずです。
なお、長編小説を凝縮したような味わいのあるモーパッサンの珠玉の短編作品の数々は、そのほとんどが翻訳されています。そのひとつである『モーパッサン短編集』(全3巻、新潮文庫)は、最近、学科推薦図書として図書館の専用コーナーに並んでいました。又、原文についても、日本で出版された教科書版からフランスで出版された全集まで、図書館に多数取り揃えてありますから、是非、作品をフランス語で読み味わって欲しいと思います。
● 演題 ● 「目からうろこのフランス文学―モーパッサン『首飾り』を読む」
● 講師 ● 柏木 隆雄 先生 (放送大学大阪学習センター所長)
11月26日 第18回暗唱・弁論大会開催
11月26日、毎年恒例のフランス語学科主催暗唱・弁論大会を開催いたしました。
暗唱の部、弁論の部による2部構成で、今年は暗唱の部には63名、弁論の部には21名の学科生が参加しました。
暗唱の部では、フランス語の詩や散文を暗唱し発表します。シャンソンやデュエットをした学生もおり、学生それぞれの個性が表現された素晴らしい発表となりました。
また弁論の部では、留学から帰国した学生が自身の留学についてフランス語でスピーチをし、後輩達は先輩達の実力に感銘を受けるとともに、審査員からも語学力、内容ともに評価されました。
暗唱の部、弁論の部による2部構成で、今年は暗唱の部には63名、弁論の部には21名の学科生が参加しました。
暗唱の部では、フランス語の詩や散文を暗唱し発表します。シャンソンやデュエットをした学生もおり、学生それぞれの個性が表現された素晴らしい発表となりました。
また弁論の部では、留学から帰国した学生が自身の留学についてフランス語でスピーチをし、後輩達は先輩達の実力に感銘を受けるとともに、審査員からも語学力、内容ともに評価されました。
入賞者
1.弁論の部
賞 | 名前 Nom | タイトル Titre |
特別賞 | Remina SUZUKI | L'image du Japon chez les étranger |
特別賞 | Tamae YAMASHITA | À propos des mots et des langues |
特別賞 | Ryô AOKI | La meilleure façon de boire de la bière belge |
2.暗唱の部
賞 | 名前 Nom | タイトル Titre |
1位 | Rie ÔICHI | Le marchand de pilules |
2位 | Maina TAKEUCHI | L'étranger |
3位 | Satomi MORITA | Maman et son dîner |
佳作 | Eri KATÔ | La chanson de pêcheur |
佳作 | Hikari SUZUKI | Le buveur |
佳作 | Yukiko SEGAWA | Une gaieté triste |
佳作 | Chihiro ASAI et Kumiko YOKOI | Ce rêve bleu |
佳作 | Hazuki FURUKAWA | Les chiffres |
佳作 | Ai OKAMOTO | Colloque sentimental |
2月14日~3月8日 第18回春期海外研修
フランス語学科主催の第18回春期海外研修が、2月14日から3月8日の約三週間、南フランスのカップダイユ市にある地中海フランス語研究センターで行われ、フランス語学科生39名が参加しました。
研修期間中はニース大学フランス語教育学科のフランス人講師による授業、週末を利用してのサン・ポール、エズ、ニース、モナコ、イタリアのサンレモ、ドルチェアクアの見学など充実したプログラムでした。
ミモザの咲き始める穏やかな気候の下、地中海の絶景、おいしい食事、アニマトゥールのドイツ人、イタリア人学生たちとの交流を通じて、参加者はフランス語力と国際感覚を身につけました。昨年参加して現在フランスに留学中の学生も春休みを利用して多数遊びに来てくれました。
カップダイユ市長による市庁舎での歓迎会もあり、参加者全員が「もう少しここにいたい」という思いを強く持ちながら帰国しました。
研修期間中はニース大学フランス語教育学科のフランス人講師による授業、週末を利用してのサン・ポール、エズ、ニース、モナコ、イタリアのサンレモ、ドルチェアクアの見学など充実したプログラムでした。
ミモザの咲き始める穏やかな気候の下、地中海の絶景、おいしい食事、アニマトゥールのドイツ人、イタリア人学生たちとの交流を通じて、参加者はフランス語力と国際感覚を身につけました。昨年参加して現在フランスに留学中の学生も春休みを利用して多数遊びに来てくれました。
カップダイユ市長による市庁舎での歓迎会もあり、参加者全員が「もう少しここにいたい」という思いを強く持ちながら帰国しました。