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(財)名古屋城振興協会


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留学経験を活かし、フランス語の通訳・翻訳に携わりながら活躍中!

2010年度 卒業:竹内 舞奈さん

大学在学中には留学生との交流に積極的に取り組んで、個人的に2年の春休みに2か月間ニースでホームステイを経験しました。その後、3年次で交換留学の枠をつかみ4年次1期から1年間フランスに留学し、卒業年の1月に帰国しました。
一般的には3年次の冬から就職活動が始まるのですが、それにはとらわれず、将来的にとにかくフランス語に携わることの出来る仕事に就くことを考えていたようです。それでも帰国後直ちに就職活動を始めてみると、わずか1か月足らずで見事内定を得ました。
その職場は外国人の方と接する機会が多かったのですが、実際働いてみると、期待していたフランス語の需要が少ない現実を目の当たりにしてより一層フランス語を活かせるような仕事に就きたい自分らしさを取り戻したいと感じるようになったようです。
そこで翻訳・通訳業にさらに特化した仕事を目指して努力をしながら新しい方向性を模索し続けたところ、大学時代に勤めていた名古屋城で2012年4月より、職員として働く機会を得ることが出来ました

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名古屋城には多くの観光客が世界中から訪れるものの、これまでにフランス語のガイドブックがなかったことに着目。積極的にアイディアを提案し、独自のガイドブックが晴れて完成しました。
現在ではフランス語圏に限らず、予想に反してスペイン語およびイタリア語話者の方々にも利用され、重宝されています。この仕事を通して、名古屋市内にフランス語のパンフレットが少ないことを認識し、まずは名古屋の魅力をフランス語で発信できるようにすることが当面の目標のようです。この他にも、以前から関心があり、仕事においても必要とされる機会が多い日本語手話にも取り組んでいて、これからもさらに磨きをかけたいと語ってくれました。
今回ホームページに竹内さんを紹介するうえで直接話を伺ったのですが、卒業後の仕事が必ずしも一生携わる仕事ではなく、自分自身が明確な目標のもとに強い信念を抱いて行動していけば、道が少しずつ開けていくことがインタビューを通して伝わってきました。