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ポリシー・修了要件



名古屋外国語大学では、本学の基本理念「人間教育」と「実学」に立ち、人材養成目的及び教育研究上の目的を達成するため、国際コミュニケーション研究科における3つのポリシー(アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー)を定めている。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

国際コミュニケーション研究科では、学園の建学の精神である「人間教育と実学」に立ち、言語を中心にすえて、国際理解に必要な知識・技能を総合的に研究・教授する機関として、研究者養成とともに、現代国際社会で活躍する高度な専門知識を持った職業人の育成を目的としています。
【博士前期課程】
博士前期課程では、外国語や日本語の運用能力、専門分野の基礎的な知識、研究能力の基礎とともに、研究意欲を持ち、研究者、高度専門職業人を目指し、広い視野に立って研究をとおして国際社会で貢献しようとする人を求めます。
【博士後期課程】
博士後期課程では、外国語や日本語の高度な運用能力、専門分野の高度な知識とともに、高い目標意識、豊かな研究能力、強い研究意欲を持ち、教育や研究で指導的立場に立ち、世界を相手に活躍できる研究者、高度専門職業人を目指し、研究をとおして国際社会で十分に貢献しようとする人を求めます。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

博士前期課程

博士前期課程は本学外国語学部と現代国際学部の両者にまたがる修士課程として教育課程を編成する。カリキュラムは、学部の学修課程を考慮して、英語・フランス語・中国語・日本語・国際関係・国際ビジネス・多文化共生と広範な分野に亘っているが、研究志向及び就職分野をより明確にすることを意図して、専攻に下記の8つのコースを設け、高い教養と優れたコミュニケーション能力に基づいた学際的で豊かな専門性と研究能力を備えた人材養成を目的とする。これらの人材養成の目的に合わせて、授業科目群として高い教養を修得させるために総合研究科目を編成し、優れたコミュニケーション能力を修得させるために外国語科目を設置するとともに、これらの科目群の学修を基礎に、学際的で豊かな専門性と研究能力を養成するために専門教育科目(英語教授法(TESOL)コースは専門教育科目のみ)を編成する。コースワークとリサーチワークのバランスに配慮した教育課程を編成し、研究の成果として修士論文、又は「課題研究」を課する。
教育課程の実施方針として、単位制度の実質化を図るために、シラバスに授業概要・到達目標・授業計画・成績評価基準・教科書(参考書)などを明示するとともに、十分な授業回数を確保し、双方向での少人数授業を行い(英語での授業、体験的な授業も含む)、評価基準に従って単位修得の判定も厳正に行い、GPA制度を導入・実施する。研究活動を充実させるため、研究指導計画書に基づく研究指導、学位論文作成指導を行うとともに、年2回大学院研究発表会を開催する。修士論文(課題研究報告も含む)の審査にあたっては、学位審査委員会で「修士論文の審査基準」を考慮して厳正に行う。なお、研究者倫理の重要性を認識するよう指導する。
(1)英語コミュニケーションコース
英語学、英文学、コミュニケーション論の研究者、幅広い視座と深い学識から情報を発信できる専門職者、卓越した専門性を教育活動に応用できる英語教育者を育てることを目的とし、英語学(言語理論と言語獲得、音韻論・音声学を含む)、英語圏文学(文化社会研究を含む)および英語教育学(コミュニケーション論を含む)の各分野における広範な専門知識を教授するとともに、独創的かつ洞察力に富んだ研究・教育能力を育てる指導を行う。
(2)フランス語コミュニケーションコース
本コースは、専門的知識に裏づけられたフランス語の高度な運用能力をもち、主に日本国内の教育研究機関や在外公館等で働く人材を育成することを目的とし、フランス語の学術的研究とともに、17世紀以来ヨーロッパを中心に世界文化の中核を成してきたフランス語・フランス文化をフランス語圏文化としてとらえる学際的研究を目指している。カリキュラムは言語学から芸術に至る多様な授業科目をそろえ、フランスへの研究留学を奨励し、きめ細かな指導を行う。
(3)中国語コミュニケーションコース
中国語の高い運用能力を基礎に、現代中国の経済システムを理解し対中ビジネス等の分野で実務能力を発揮できる人材、または中国文学や中国語教育などの分野で高度な専門性を生かせる人材の育成を目的とし、中国経済、対中ビジネス、中国文学、現代文学比較研究、文学評論、日中対照言語研究、翻訳、通訳、ビジネス中国語、スピーチ・ライテイングなどの科目を設け、徹底した個別指導を行う。
(4)日本語コミュニケーションコース
非母語話者に対する日本語教育の領域について、実践的教育技能、および、教育課程を設計・運営・評価する能力を身に着けた人材の育成を目的とし、日本語の体系・運用、国際社会における言語ニーズの状況、他言語との比較対照、言語教育の理論などに関する学識を得るための科目を設けるとともに、修士論文作成の指導を通して研究遂行能力と批判力を育成する。
(5)国際関係コース
国際的な場で活躍できる思考力・行動力を有した人材、より具体的には、国連などの国際機関、国際NGO、国際ジャーナリスト、国際観光業務等に従事できる人材の育成を目的とし、国際関係に関する専門的知見の修得と専門的研究能力の養成のため、国際法、国際政治、国際開発、国際社会、国際ツーリズム、地域文化等の科目からなるカリキュラムを編成する。
(6)国際ビジネスコース
国際的な経済人の育成を目的とし、そのために、高度な国際的言語力に加えて、マネジメント・マーケティング・ファイナンス関連の経営科目をマスターする一方で、より問題関心を広げるべく、法律制度・会計制度の国際的な相違を研究しつつ、グローバルな経済・経営システムについて総合的に学ぶことができるようにカリキュラムを編成する。
(7)グローバル共生コース
本コースは次の2プログラムを有する。

【多言語多文化マネジメントプログラム】
市民社会(NGO/NPO、エスニックコミュニティ等)、地方自治体や各地の国際交流協会、国の行政機関、司法機関などにおいて、優れたコミュニケーション能力を発揮し、さらには企画立案・運営・評価が行える人材育成を目的とする。カリキュラムには、多文化共生に関する専門的知識を学修する科目、実践力獲得に繋がる多言語多文化の現場実習などを組み込み、必要な即戦力を伸ばす教育を行う。

【公益通訳翻訳プログラム】
司法、行政等公共のみならず、より広く保健、医療、福祉、教育、災害対応、国際交流等公益の現場での業務を理解するとともに、そこで活躍できる高度専門職業人の養成を目的とする。カリキュラムには、公益通訳翻訳者のユーザーである警察、検察、弁護士、法務(矯正、入国管理及び難民認定を含む)、県、市、国際交流協会等からの実務家による講義、実地の施設見学、実践力(スキル)を高めるための実習などを組み込み、必要な即戦力を伸ばす教育を行う。
(8)英語教授法(TESOL)コース
現職英語教師(外国人教師、ALTを含む)を対象としたコースで、生徒のコミュニケーション能力育成のための英語教師の指導能力向上を目的とする。授業科目はすべて英語開講で、Sociocultural Theoryなどの最新の研究分野について充実した選択科目を用意する。さらに、現職教員が理論と実践を統合できるようにするため、2年間に亘るアクション・リサーチを必修とする。

博士後期課程

博士後期課程は、高い教養と優れたコミュニケーション能力に基づいた学際的で深い専門性と卓越した研究能力を備えた、高度な専門的職業人、教育者、 あるいは研究者を養成することを目的とし、そのための教育課程を編成し、実施する。前期課程の基礎の上に立ち、「英語学・英語教育学」、「日本語学・日本 語教育学」、さらに、言語科学と文化研究を中心としフランス語や中国語を中心に学習してきた学生の多様な知的関心にも対応する「国際文化」の3分野にわたり、コースワークとリサーチワークのバランスに配慮し、専門性の高いカリキュラムを編成するとともに研究指導計画書に基づく計画的な研究指導を行う。授業科目は、「特別専門研究Ⅰ」、「特別専門研究Ⅱ」を原則として1年次に履修して、研究指導計画書に基づいて個別の研究指導を受け、研究の成果として博士論文を作成する。論文作成の過程において年2回大学院研究発表会で研究報告を行うことや国内外での研究発表、専門学術誌等への投稿を奨励する。博士論文の審査については、学位審査委員会で「博士論文の審査基準」を考慮して厳正に行う。なお、研究者倫理の重要性を認識するよう指導する。
(1)英語学・英語教育学分野
自立した研究者、高度な専門知識を持つ教育者を育成することを目的とし、博士論文の執筆については英語学、英語教育学、文学の分野における先行研究を批判的に吟味し、有意義な課題を自ら設定し、緻密な研究計画をもとに調査、研究を進め、専門分野における学問水準を越える研究成果を挙げるようきめ細かな研究指導を行う。
(2)日本語学・日本語教育学分野
博士論文の執筆を通じて前期課程で培った研究能力をさらに高度なものとする一方、日本語教育の社会的意義とニーズ、教育機関の運営、学習者の習得過程などに関する見識を深め、自らの教授技能をさらに高めて、教育機関等の教員組織の中で指導的立場を担うことができる能力、さらに、高等教育機関等において日本語教員の養成を担うことができる能力を育成する。
(3)国際文化分野
英語圏、フランス語圏、あるいは中国語圏の言語・文化・社会に精通し、地球規模の問題解決に貢献しうる人材の育成を目的とし、博士論文の執筆については、自ら研究課題を設定し、高度な外国語運用能力を駆使して情報を収集し、緻密な分析力と深い洞察力を身につけるよう徹底した研究指導を行う。

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

博士前期課程

博士前期課程では高い教養と優れたコミュニケーション能力に基づく学際的で豊かな専門性と確かな研究能力を備えた人材の育成を目的とする。前期課程に2年以上在学し、本研究科が教育の理念と目的に沿って設定した授業科目を履修して修了に必要な単位を修得のうえ、修士論文、又は、特定の課題についての研究成果の審査及び試験に合格した者に対して、修士(英語・英語教育、日本語・日本語教育、フランス語・フランス語教育、中国語・中国語教育、国際関係、国際ビジネス、多言語多文化マネジメント又は公益通訳翻訳)の学位を授与する。
●学修成果
博士前期課程を修了した者は下記の知識と能力を修得している。
■高い教養 
言語、文化、文学、コミュニケーション、世界経済とビジネス、国際関係などについて幅広い知識を身につけている。
■優れたコミュニケーション能力
外国語の高度な運用能力に加え、翻訳・通訳などの知識・技能を修得している。 
■学際的で豊かな専門性 
各自の研究テーマに加え、近接する研究領域についても、豊かな専門知識を修得している。
■確かな研究能力 
各自の研究課題を追究することを通して、専門的な研究を行うための知識・技能・態度を身につけている。

※ 修士論文には課題研究報告を含む。

博士後期課程

博士後期課程では、高い教養と優れたコミュニケーション能力に基づく学際的で深い専門性と卓越した研究能力を備えた、高度な専門的職業人、教育者、あるいは研究者の養成を目的とする。後期課程に3年以上在学し、修了に必要な単位を修得し、本研究科の教育理念と目的に沿った研究指導を受け、かつ、博士候補資格を取得したうえ、博士論文の審査及び試験に合格した者に対して、博士(英語学・英語教育学、日本語学・日本語教育学、国際文化)の学位を授与する。なお、博士候補資格とは、博士後期課程における円滑な学位授与を行うため、学位取得プロセスで学生が一定レベルに達し、学位取得の見込みがあると認められる場合、そのことを明らかにする資格であり、博士論文を提出するためには、博士候補資格の認定を受けなければならない。
●学修成果
博士後期課程を修了した者は下記の知識と能力を修得している。
■高い教養 
言語、文化、文学、コミュニケーション、世界経済とビジネス、国際関係などについて幅広い知識を身につけている。
■優れたコミュニケーション能力 
外国語の高度な運用能力に加え、翻訳・通訳などの知識・技能を修得している。 
■学際的で深い専門性 
各自の専門領域はもとより、近接する研究領域についても、深い専門知識を修得している。
■卓越した研究能力 
独自に研究課題を設定し、自立的に研究を深め、独創的な研究を行うことができる知識・技能・態度を身につけている。

修了要件

博士前期課程

英語コミュニケーション、フランス語コミュニケーション、中国語コミュニケーション、日本語コミュニケーション、国際関係、国際ビジネス、グローバル共生の各コース
前期課程に2年以上在学し、総合研究科目から4単位以上、外国語科目から4単位以上、専門教育科目から10単位以上の計30単位以上を修得し、修士論文又は特定の課題についての研究成果(以下「課題研究」という。)の審査及び試験に合格した者に対して修士の学位を授与します。(各コースにより、外国語科目及び専門研究科目の修得単位要件は異なります。)
英語教授法(TESOL)コース
前期課程に2年以上在学し、本コースの専門教育科目から30単位以上を修得し、修士論文又は課題研究の審査及び試験に合格した者に対して修士の学位を授与します。

博士後期課程

後期課程に3年以上在学し、所定の授業科目を履修、修得し、必要な研究指導を受け、かつ博士候補資格を取得した上、博士論文の審査及び最終試験に合格した者に博士の学位を授与します。
ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については後期課程に1年以上在籍すれば修了を認定することができます。

<博士候補資格>
博士候補資格とは、博士後期課程における円滑な学位授与を促進するため、学位取得プロセスにおいて学生が一定レベルに達し、学位取得の見込みがあると認められる場合、そのことを明らかにする資格であり、博士論文を提出するためには、博士候補資格の認定を受けなければなりません。なお、本資格取得者が標準修業年限(休学期間を除く3年)を超えて引き続き在学する場合の授業料、教育充実費は免除されますが、学費として指導料(年額30,000円)のみを納付します。
※ 詳細は「IX 博士候補資格について」参照