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学長メッセージ



国際コミュニケーション研究科について

21世紀の始まりから15年余、私たちはいま、グローバル化時代という数々の不確実性に満ちた流動化の時代を生きています。日本の社会も、過去の栄光にすがることなく、≪競争≫と≪共存≫という二つのベクトルが交差する矛盾に満ちた状況のなかで戦い続けていかなくてはなりません。そうした時代に強く求められる人材とは、いうまでもなく、高い教養と優れたコミュニケーション能力とともに、創造性に溢れるアイデアと強靭な精神力を備えた人材です。また、教育や研究の現場にあっては、強いリーダーシップと人間的な優しさを備えた個性あふれる人材の育成が求められています。
名古屋外国語大学では、1997年4月に大学院「国際コミュニケーション研究科」を設置して以降、多くの修了生が外国および国内の大学などで成果を積み重ねています。大学院に在学中から海外の大学で教鞭をとっている学生も少なくありません。

亀山郁夫学長

今日、日本の学術研究のあり方に大きな変化のきざしが現われています。どのような分野にあっても、研究のための研究という態度は通用しません。むしろ、社会が身近に抱える矛盾や課題を解決し、地域の人々の生活にダイレクトに貢献できる実践的な研究が求められています。名古屋外国語大学大学院が理想とするのは、世界に通用する実学的な研究です。

前期課程には、英語コミュニケーション、日本語コミュニケーション、フランス語コミュニケーション、 中国語コミュニケーション、国際関係、国際ビジネスの6コースに加えて、現職の英語教員を対象とする英語教授法(TESOL)コースが開設されています。さらに2015年4月からは多言語多文化マネジメントと公益通訳翻訳の二つのプログラムを持つグローバル共生コースを新たに設置し、地域社会のニーズに応える体制を強化しました。また、後期課程には、英語学・英語教育学、日本語学・日本語教育学、国際文化の三つの分野を設置し、博士候補資格制度など、博士学位を取得しようとする後期課程の学生を支援する体制も整備しています。
 名古屋外国語大学大学院は、こうした実社会に役立つ高度な学識を習得させるための緻密なカリキュラム構成と、ひとりひとりの学生を大切にする暖かい指導体制を誇りとしています。どのコース、どの分野に属していても、学生は自分なりの学問的ヴィジョンにしたがってテーマを選び、調査や研究を積み重ねながら論文の作成に挑戦します。また、基礎的な研究能力を確かなものにするため定められた講義も受講します。

創造性にあふれるテーマの発見と実りある研究生活を心より祈念します。
(名古屋外国語大学 学長 亀山郁夫)